おつまみチャーシュー … 博多ラーメン「ばりこて」(都立家政)
昨夜、「竹よし」に行った帰りに、博多ラーメンの「ばりこて」に行ったことをツイッターに書いたところ、「竹よし」で手伝いをしていたチクちゃんから『メニューにないけど、チャーシュー盛りもおすすめです』というリプライをいただきました。
今日も、2時間ほど前に、チクちゃんが『ばりこて、なう』という書き込みをしてたけど、まだいるかなぁ。
のれんの隙間(すきま)から店内をのぞき込んで見ると、おぉ、いました、いました。チクちゃん、ナオちゃん、そしてフヂモトさんの3人が並んで座ってラーメンを食べています。
のれんをくぐり、入口引き戸を開けて店内へと入り、ワイワイと盛り上がっている3人の手前側に静かに座ります。
店員のNさんが気がついたところへ、人差し指を口に当ててシィーッと合図して、芋焼酎のお湯割り(380円)と、チクちゃんおすすめのチャーシュー盛り(たぶん300円)を注文。その注文の声に、すぐとなりにいるフヂモトさんだけが気がついて、二人でひそかにごあいさつ。
芋焼酎の湯割りと、チャーシュー盛りが出てきたところで、
「さぁ、みんなで乾杯、乾杯!」
というフヂモトさんの音頭に、チクちゃん、ナオちゃんもやっと気がついてくれて、みんなで乾杯です。みんなはいつも焼酎のお茶割り(350円)をひとしきり飲んでから、最後にラーメンで締めるのが、この店での過ごし方なんだそうです。
この店は、実は2010年7月に開店したばかりの支店(都立家政店)で、本店は東高円寺ですでに11年ほど営業を続けているんだそうです。
入口側から壁に沿って、ぐるりと奥へ回るカウンターは11席ほど。カウンターの中は広い厨房スペースになっていて、一番奥に大きな寸胴が3つ並んでいます。
飲み物のメニューは生ビール(中500円)、瓶ビール(中500円)のほか、焼酎が麦・芋・黒糖(各380円)に、お茶ハイ(350円)。冷酒(580円)だけながら日本酒も置いています。
おつまみは『ぜ~んぶ手作り!!』と書かれた7品がそれぞれ280円。その品揃えがまた、ニンニクたっぷり「味噌ずり」、ビールのおともに最適「鳥皮ポン酢」、大将のおふくろの味「がめ煮」、スタミナUPにはこれだ「もつ煮込み」、お子様にも大人気「めんたいポテト」、ヘルシーでおいしい新食感「レンコンつくね」、ぴりっとおいしい「めんたいだし巻」という、いずれも呑兵衛好みするものばかり。
他には博多焼きぎょうざ(8個300円)と茹でぎょうざ(5個300円)に、ひとくちめんたい(150円)です。
チクちゃんおすすめのチャーシュー盛りも、お皿にチャーシューを並べてタレをかけ、刻みネギをたっぷりとのせただけのシンプルなものながら、とてもいい酒の肴です。
昔(30年ほど前)、学生時代を博多で過ごしていたころ、屋台のラーメン屋に『酢豚』というメニューがあったことを思い出しました。当時はラーメン1杯が250円だったのに対し、『酢豚』もやっぱり250円。学生街の食堂でも酢豚は500円くらいだったので圧倒的な安さです。
さっそくその『酢豚』を注文したところ、出てきたのはお皿に並べたチャーシューに、刻みネギをたっぷりとのせ、酢をかけただけの簡単な一品。《なるほど。チャーシュー(焼豚)にお酢で『酢豚』だったのか》と妙に納得したものでした。
でも、その『酢豚』がとてもおいしかった。この店のチャーシュー盛りもいいですねぇ。
しかしながら、昨日もそうだったけど、今日も我われ以外は誰もお酒は飲んでいなくて、みなさんストイックにラーメンを食べてるんですよねぇ。それくらい人気の高いラーメンのようですが、せっかくの博多ラーメンなので「飲んで、食べて、締めにラーメン」というのもぜひやってみてもらいたいと思います。
他の3人がラーメンを食べ終わったところで、私も芋焼酎をグッと飲み干して、今日は締めのラーメンなしで終了。
4人で、すぐ近くのスナック「いるか」に入り、午前3時近くまで盛り上がったのでした。やぁ、楽しかった。
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