2階座敷でスッポン鍋 … 鯉とうなぎ「まるます家(まるますや)」(赤羽)
「埼玉屋」で飲んでいるところへピピピッとメール。『Kさんご夫妻と「まるます家」で飲んでます』と宇ち中(うちちゅう)さんです。
「まるます家」は食事だけのお客さんも多いからか、基本的に一人3本までというやんわりとした制限があるうえに、酔って入るのもやんわりとNGのお店。
(二次会で行っても大丈夫かな?)
と宇ち中さんにメールで確認したところ、さっそく宇ち中さんが「まるます家」の松島さんにお願いしてくれて、2階の座敷席に入れることになりました。
到着するなりジャンチュー(1リットル瓶入りの“ジャンボチューハイ”の略称、950円)をもらって、料理は大鍋のスッポン鍋(4,000円)を注文します。
ここ「まるます家」では、1~2人客は基本的に1階のカウンター席に。3人以上は1階のテーブル席か2階の座敷席に通されます。ひとり鍋で出される普通のスッポン鍋(750円)は1階でも2階でも注文可能ですが、大鍋のスッポン鍋は2会座敷席でのみ注文可能な品。分量としては3~5人前ほどあって、しかも〆の雑炊も付いて4,000円と、とてもお得な一品なのです。(ちなみに、普通のスッポン鍋も、プラス200円で雑炊にしてくれます。)
他にも、要予約のスッポンのフルコースというのもあるんだそうで、こちらはスッポンの刺身なども付いて1万円。「酒呑(乃)童子の日記」の2010年2月の記事によると、このフルコースは、スッポン生血、スッポン肝、スッポン刺身、スッポンの甲羅の周りのプルプルしたところで作る酢の物、スッポン唐揚げ、そしてスッポン鍋に雑炊というコースで、『これだけで5~6人なら十分満足できるし、他の料理を適当に頼むなら、10人くらいまではスッポン料理を食った気にさせてくれる』んだそうです。
こうして、メニューにも載っていないような「まるます家」の名物を教えてくださったり、私のブログのことも何度も書いてくださった「酒呑(乃)童子の日記」のクッシーさんですが、2010年12月20日、入院先の病院で他界されたそうです。
松島さんによると、「まるます家」の1階で、「あいよっ。ちょっと待ってね」と、いつもニコニコと唄うように注文を通してくれていた名物おかあさんも、その数日前に他界されたんだそうです。
う~ん、かなりショック。天国でもお二人で一緒に楽しんでいるといいなぁ。
午後9時まで、2時間ほど楽しんで、お勘定は4人で8,300円ほど(ひとりあたり2,100円ほど)でした。どうもごちそうさま。
スッポン雑炊 / カルシウム(うなぎの骨) / 閉店間際の「まるます家」
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コメント
その節はご来店ありがとうございました。震災後もおかげさまで、変わらず営業させていただいております。こんなときに照子さんがいたら、みんなを明るく励ましてくれただろうに、頭の良いクッシーさんがいろいろと調べて教えてくださっただろうに・・・。と女将がつぶやいてました。浜田さんもどうぞご自愛のうえ、元気にお過ごしくださいませ。そして、また会える日を楽しみしております。
投稿: 松島 | 2011.03.31 14:15