東京に着くやいなやで … やきとん「埼玉屋(さいたまや)」(東十条)
納会から一夜が明けて、今日から年末年始休暇に突入です。早起きして単身赴任社宅の掃除や洗濯を済ませたあと、午前10時半の電車で呉から広島へ。広島駅1番ホームの「駅うどん」で、いつものように天ぷらうどん(340円)と巻寿司(2個100円)を食べて、のぞみ24号(東京行き)に乗り込みます。
「埼玉屋さん、明日が年内ラストとのこと。16時からやっているそうです。今年の〆酒場、ご一緒にいかがですか?」
というメールを、「古典酒場」の倉嶋編集長からいただいたのは、昨日の夕方のこと。つまり、今日が「埼玉屋」の年内最終営業日なのです。
この新幹線の東京駅への到着予定時刻は15:33。京浜東北線に乗り換えて、東十条駅に到着するのは16:03。そうなると「埼玉屋」に着くのは16:10頃になっちゃうなぁ。
土曜日などは、開店と同時に外に並んでいた客がドッと流れ込んで満席になり、開店と同時にもう暖簾(のれん)が仕舞われてしまうことも多いという「埼玉屋」。今日も同じような状況だとすると、10分の遅れは致命的かも!
気持ち的にはあせりながらも、新幹線の中ではどうすることもできないので、昨夜の飲み疲れ&睡眠不足を解消するために、発車するなり爆睡です。
「まもなく終点の東京に到着します」
という車内アナウンスに目を覚ましたところ(15:30)へ、編集長からのメールも到着。
「今、並びました。行列は10名ほど。大丈夫な感じかも!!」
予定どおり15:33に東京駅に到着し、大急ぎで京浜東北線ホームへ。何とか大丈夫であってほしいと祈りつつ、電車へと乗り込みます。
15:50、上野駅まで来たところで「今18人です」というメール。おぉ。店に到着できるまであと20分ほど。がんばれ。
16:00、王子駅。「20人です」。おしっ、10分間で二人しか増えていないっ。これは大丈夫かも。
16:03、東十条駅到着。「開店しました。まだ入れます!」。おぉ、急げ急げ。やった。まだ暖簾が出ている。
16:08、予定より2分早く「埼玉屋」に到着。店の外観写真も撮らずに、飛び込むように店内に入ると、コの字型のカウンター席は満席ながら、左手壁際に並んだテーブル席の手前の1卓が空いている状態。残念ながら、テーブル席に座るしかないかなぁ、と思ってそのテーブル席に向かったところ、
「ひとり? じゃ、ここに座って」
と店主から指し示されたのは、なんと焼き台の正面の特等席です。
(えっ!? いいのかな)
と思ってるところへ、指し示された席のとなりに座っているおにいさんに、
「いいよね。もう一人が来たら、横に椅子を入れるからさ」
と店主。なるほど、このおにいさんの連れの人がまだ到着していなくて、2席分を確保されてたんですね。
「はい。そうしてください」
と、そのおにいさんも快く席をゆずってくれて、遠慮なく焼き台前に陣取ります。これは良かったなあ。まさに『残りものには福がある』状態ですねぇ。早くから並んで待たれていたみなさん。申しわけありません。(直後に連れの方も来店されて、いつもより1席分多いカウンター席の配置となりました。)
編集長と、ライターの本間さん、そしてその友人のKさんは、右へ二人分くらい離れた、コの字の右手縦の辺の一番手前側に3人並んで陣取っています。この席からもすぐに話ができる位置関係で、その意味でも良かった良かったとひと安心。
さぁ、あとは「埼玉屋」のやきとんの登場を待つだけだ。楽しみだなあ。
(つづく)
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