店主をささえる四姉妹 … 魚料理「竹よし(たけよし)」(都立家政)
12月30日は「竹よし」の納会の日。ちょっと遅れて店に到着すると、常連さんたちがガンガンと盛り上がっているところです。
「竹よし」は、わが家から近いということもあるのですが、なにしろ一番ひかれているのは、店主が徹底して魚が好きなところにあります。
かつて横浜にあった魚屋さんの次男として生まれ、大阪に料理の修業をして、横浜方面に大きな魚料理屋さんを作りました。ときまさにバブル絶頂期。ガラス張りの床の下に生簀(いけす)があって、魚が泳いでいる様子が見えるような、まさにバブリーな魚料理屋が、店主のお店だったのでした。
バブルはいつかははじけるもので、店主の店も例外ではなく、残念ながら撤退。今は亡き、お内儀(かみ)さんのつてをたよって、ここ都立家政の地に「竹よし」を開店したのが平成5(1993)年3月11日。それ以来、18年にわたって、この地で安くて美味しい魚料理を提供し続けてくれているのです。
この店で一番安い日本酒が、「菊正宗」の上撰(本醸造酒)で、1合が350円というところもいいですよね。魚料理に合うのはなんといっても日本酒。魚が美味しくても、まずい日本酒を出されたりするとガックリなのです。この店に着始めたころに、特に銘柄を指定せずに、普通に「お酒ください」と注文すると、なんでもなく「菊正宗」の上撰が出されました。それだけでぐんと信頼感がアップしたものでした。
今日は納会だけあって、「竹よし」4姉妹も勢ぞろいしています。
「竹よし」4姉妹というのは、曜日がわりで「竹よし」を手伝っている4人の女性のこと。手伝いをし始めた順に、長女(ちくちゃん)、次女(キティちゃん)、三女(おきぽん)、四女(直ちゃん)と呼ばれて、常連さんたちに親しまれているのです。
この4姉妹が来てから、店主は魚に専念できるし、常連さんたちは若くてかわいい女性たちと話をすることができるしということで、いいことづくし。いまや魚料理のみならず、4姉妹にお客さんが付いているほどです。この4姉妹が、それぞれうんとお酒が強いというのも、これまたいいではありませんか。
たっぷりと「竹よし」を堪能したあとは、昨夜に続いて博多ラーメンの「ばりこて」で飲んで飲んで、最後にラーメン(600円)で締め。今日もまた替玉半分(60円)をやっちゃいました。
これで終わるかと思いきや、ふぢもとさんの先導による3次会は、すぐ近くのスナック「イルカ」です。ふぢもとさんがキープしている「いいちこ」(麦焼酎)をいただきつつ、ちくちゃん、直ちゃんと、がんがんカラオケ。みんな、酒も強いし、歌もうまいなぁ。
「イルカ」を出て、家が同じ方向にある直ちゃんを送って行きつつ、ついついふらりと寄り道してしまうのが、バー「エンジェル」です。ここもまた、昨夜以来ですねぇ。
直ちゃんは今日もギネス。私は今日もレミーマルタンのスティンガーで乾杯。最後はマティーニで〆て、今日もまた帰宅したのは午前3時ごろ。すでに大晦日です。やぁ、今日も、そして今年もよく飲んだなぁ。
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