クリスマスケーキで〆 … おでん「魚菜や(ぎょさいや)」(呉)
「魚菜や」の忘年会が開催されたのは12月25日の土曜日。土日祝日が定休日である「魚菜や」に、土曜日に来るというのも新鮮な感覚ですね。
忘年会の開始は午後6時で、会費は5千円。店の壁には古い柱時計が設置されていて、「これが10回鳴るまでよ」と女将さん。10回って、10時までってこと。そんな、4時間もは飲み続けないんじゃない、と開始時点ではみんなで話していたのですが……。
席にはすでに小鉢がふたつずつ並んでいて、ひとつにはメンパチの唐揚げが、もうひとつにはタコのぬたが盛られています。どっちも好物だなぁ。
メンパチというのは、ネブトという魚の呉方面での呼び方のようで、小さい魚なのに、味わいがとても深いのです。小イワシの天ぷらもいいけど、メンパチの唐揚げもいいんだよなあ。生ビールにも日本酒にもよく合います。
真鯛のカルパッチョを食べ終わると、次は野菜鍋です。あらかじめ味付けされたスープの中に、トマト、キャベツ、ほうれん草などの野菜をたっぷり投入して煮込みます。
穴子のみぞれ揚げや、おでんなどで、呉の地酒をたっぷりといただいたあと、薬味に暮坪かぶ(くれつぼかぶ)を添えた“もりそば”でビシッと〆。
最後にデザートとして出されたのは、なんとクリスマスケーキ。そうか。今日がまさにクリスマスなんですね。
終わってみると、本当に午後10時。「さぁ、時計が10回鳴ったから、そろそろ帰るぞ」と腰を上げます。
「魚菜や」を出た後は、一緒に来ていた同期のH君とともに、スタンドへ。日付けが変わるころまで楽しんで、お勘定は二人で1万円(ひとり5千円)と、「魚菜や」の忘年会費とちょうど同じでした。
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