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2度入りで〆ラーメン … 屋台「一二三(いちにさん)」(呉)

「一二三」


 呉に初めてやって来られたという、横浜の小野さんは、もちろん呉の屋台にもまだ行かれたことがないとのこと。「それじゃ、最後は屋台に行きましょう」と「シロクマ」からまっすぐに堺川沿いの屋台街(赤ちょうちん通り)に抜けて、オオカワさんと私にとっては本日2度目となる「一二三」です。

 午前1時近くになっても「一二三」はやっぱり大人気。ずらっと入っているお客さんたちに、右に左にとちょっと詰めてもらって、なんとか3人並んで腰を下ろすことができました。

 焼酎(いいちこ)の湯割り(400円)を3杯もらって乾杯し、つまみには豚足(600円)と、豚足の焼き上がりを待つ間に、ナスビの塩もみ(350円)をいただきます。

 早い時間帯に売り切れてしまっていることも多い「一二三」の豚足ですが、今日はこの時間まで残ってました。やはり「一二三」に来たら豚足は食べていってもらわないとね。

 「一二三」や「富士さん」など、老舗の屋台の特徴は、必ずおでんと豚足、そして中華そばを置いていること。呉の屋台は、何度かの変遷を経て、ここ赤ちょうちん通りに集約されているのですが、昔はおでん、豚足、中華そばを置いていることが屋台開業の条件だったような時代もあったんだそうです。

 平成14(2002)年以降も、2回ほど、新たな屋台の公募が行われましたが、このときは条件が「独自性があること」と変わったので、これ以降に参入した屋台には、おでん、豚足、中華そばを置いていない店も多いのです。(新しい屋台で、これら三種の神器を置いているのは「だるま」だけかな?)

 最後は中華そば(500円)を、半麺(はんめん)でもらって本日の〆とします。半麺というのは、中華そばの麺だけを半人前にすること。スープや具材は普通のままの量なので、飲んだあとにぴったりなのです。半麺にしても料金は変わらないお店が多いのですが、「富士さん」など一部のお店では、普通の中華そば(500円)に対して、小は400円、大は600円という料金設定がされています。

 中華そば(半麺)を食べ終えて、お勘定は3人で3,650円(一人当たり1,200円強)でした。どうもごちそうさま。

 「一二三」を出たところで解散し、オオカワさんはタクシーで広島へ、小野さんはそのまま本通り方面へ抜けてホテルへ、私はここから海側にある社宅へと帰ります。

 後日、小野さんからいただいたメールによると、翌日は呉駅のすぐ近くにある、大正2(1913)年創業の老舗大衆食堂、「森田食堂」にも立ち寄られてから、横浜に帰られたとのこと。短い時間ではありましたが、呉をご堪能いただけましたでしょうか。

 九州出張の帰りに、わざわざ呉にまで足を延ばしていただき、本当にありがとうございました。機会がありましたら、ぜひまたお越しくださいね!

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なすび塩もみ / 豚足 / 中華そば(半麺)

店情報前回

《平成23(2011)年2月4日(金)の記録》

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コメント

やっぱり最後は、屋台ラーメンで〆。必ず飲んだ後は行きたくなりますよね!

投稿: りゅうちゃん | 2011.05.24 04:08

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 このところ週末になると屋台の「一二三」に通い詰めています。  堺川沿いに並ぶ13軒ほどの屋台のほとんどは、火曜日あたりに定休日となることが多いのですが、「一二三」は基本的に金曜、土曜の二晩のみの営業。店主自ら「幻の屋台じゃけえの!」と笑うほど、めったに開かない屋台なので、その営業に合わせて屋台に来ているうちに、「一二三」通いが定番になってきたのでした。(それだけ「一二三」の居心地がよかったという... [続きを読む]

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