夕食会は氷見の寒ぶり … 魚料理「竹よし(たけよし)」(都立家政)
久しぶりに「竹よし」の夕食会に参加です。
通算101回目の夕食会となる今回のテーマは「氷見の寒ぶり」。昨日のうちに富山湾氷見港から、大きな発泡スチロールケースで直送されてきたのは、重さ8.5キロという立派な寒ぶり。
夕食会は午後5時に開始ながら、店に到着した順に生ビールが出され、三々五々飲み始めるのがいつもの夕食会スタイル。前菜としてサラダや枝豆が、カウンターやテーブルの上に並んでいて、それらをつまみながら参加者がそろうのを待ちます。
開始と同時に出席することができるメンバーが全員そろったところで乾杯をして夕食会開始。ぶり料理の1品目として、大鍋のぶり大根煮が出されます。
仕事などの都合で、午後5時に来ることができない人は、自分の都合に合わせて6時に来たり、7時に来たりしても大丈夫。夕食会は人数制限つき(店のキャパシティいっぱいの12人くらいまで)で事前予約制なので、その時点で、何時ごろ到着できるかを申告しておけば、料理は取っておいてくれるのです。
続いてはぶり刺身。背の部分と腹の部分を盛り合わせてくれています。
夕食会のときは、毎回その時季の旬の魚介類がテーマ食材として選ばれて、その食材をフルコースで楽しむことができるのです。完全予約制なので、どかんと立派な食材の仕入れが可能なんですね。
ちなみに会費は5千円で、店内にあるお酒も飲み放題となります。私も1杯目の生ビールの後は、日本酒に切り換えます。寒ぶりにはやっぱり日本酒ですね。
夕食会は、第100回までは毎月開催だったのですが、100回まで続いたのをきっかけに、それ以降は季節ごと(3ヶ月に1回程度)の開催となりました。今回が季節ごと開催の第1回目です。
続いて出されたぶり照り焼きは、ひとりに大きなひと切れずつ。気に入った料理があればおかわりすることも可能ですが、ほとんどの場合、普通に出されるコースだけで満腹以上になってしまいます。
ちょっとおまけでぶり卵の煮付けも出されたあと、合いの手として冷奴や玉子焼きなどの、ぶり料理以外のつまみも出されます。
このあたりで、今日の出席予定者全員がそろい、改めて全員で乾杯し、ひとりひとりが自己紹介を兼ねて近況報告です。店主からは、今日のテーマ食材に関する説明や思い入れも疲労されます。
自己紹介も終わると、カウンター上には固形燃料のミニコンロ、テーブル上には卓上ガスコンロが出され、ぶりしゃぶの準備が整います。
ぶりしゃぶは、刺身よりは少し薄めに引いたぶりの切り身を、熱い出汁(だし)の中でちょっと泳がせて、サッと色が変わったころあいで、ポン酢醤油でいただく一品。ぶりの身の表面の脂分が飛んで、口に入れた感じがあっさりとするのが特長。脂ぎった刺身は、あまり大量には食べられませんが、こうやってしゃぶしゃぶにするといくらでも食べられそう。
ぶりしゃぶの鍋で野菜もたっぷりといただいた後、鍋はいったんカウンターの中に引き上げられて、代わって出されたのは焼き網です。そして大皿にたっぷりと盛られているのは、なんと寒ぶりの内臓類(もつ)です。この焼き網で、ぶりのもつ焼きを作って食べるんですね! これはすごい。
最後は、ぶりしゃぶ鍋に残っている、ぶりと野菜の出汁(だし)がたっぷりと出たスープを使って、ぶり雑炊です。ぶりの切り身も追加投入して、超豪華版のぶり雑炊となりました。
午後9時半まで、たっぷりと4時間半もの夕食会に大満足。次回以降もまた楽しみですね。どうもごちそうさま。(なお、これに続く第102回目は、去る2011年6月11日(土)に開催されました。テーマ食材は鱧(はも)でした。)
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