〔くれ便り〕 うどん定食で満腹に!
呉のうどん屋や食堂に行くと、よく見かけるのが「うどん定食」というお品書き。
どういう内容かというと、ほとんどの店では「うどん+ごはん+おかず」という組み合わせで出されるようです。
「うどん+ごはん」って、どっちも炭水化物じゃん、と思うのですが、この組み合わせにおいて、うどんは、みそ汁などの代わりとなる汁物のような存在のようなのです。
首都圏でも「富士そば」、「小諸そば」、そして横浜出張のついでに時々立ち寄る「濱そば」などに、「カレーセット」とか「カツ丼セット」など、そばやうどんに、ミニカレーやミニカツ丼がついたセットメニューはよく見かけますが、「うどん定食」というのはそれらとはちょっと趣(おもむき)が違うようです。「うどん定食」には、なにしろシンプルに白御飯が付いてますもんね。
大阪のほうでは、お好み焼きをおかずにご飯を食べるといったような話もよく聞きますが、「うどん定食」もそれに近い存在なのかもしれません。
さて、時は戻って、今年の2月14日、月曜日のお話です。
昨夜(日曜日の夜)、都内の自宅から単身赴任先の呉の社宅に戻ってきたわけですが、東京で飲み過ぎたのがよくなかったのか、ちょっと風邪(かぜ)っぽい。おまけに今朝は朝から雪模様で、気温も1度ほどとものすごく寒い。
(こんな日は会社の帰りにどっかで食べて帰ろう。)
ということで入ったのが、呉市街・四つ道路(よつどうろ)交差点のすぐ近くにあるうどん屋、「つるや」です。
飲んだ後の〆としては、うどんを1杯、ツルツルっとすすって帰るくらいがちょうどいいのですが、今日は夕食としていただくので、がっつりと食べなければなりません。さて何を食べようかと、まずはメニューをチェック。
かけうどん430、わかめうどん480、きつねうどん480、肉うどん630、天ぷらうどん630、うどん定食680、鍋焼きうどん830、つるや鍋1,360、親子丼550、牛丼650、天ぷらそば630、いなり寿司120、おにぎり(梅・こんぶ)100、おでん各100、というのが料理のすべて。
今日のうどん定食のおかずは、肉じゃがコロッケとのことなので、うどん定食(680円)を食べてみることにしました。
待つことしばし。四角いお盆にのって出てきたのは、呉ならではの細うどんに、今日のおかず、そしてご飯、小鉢の酢物、漬物(タクアン2切れ)とボリュームたっぷり。
肉じゃがコロッケは、肉じゃが+コロッケかと思いきや、コロッケの中身が肉じゃがなんですね! 刻んだキャベツとミニトマトが添えられています。
翌、火曜日になっても、まだ体調は本調子ではなく、今日もまた帰り道に外食して帰ることに決定。今日は本通3丁目近くのそば処「平原(ひらはら)」に入ります。
ここ「平原」には、「丼もの+そば or うどん」のセットメニューが16種類もあるし、定食メニューも8種類ほどあって、盛りだくさん。しかも、そのすべてが500~880円の中に納まっているんだからすごいではありませんか。
ちなみに最高級880円のメニューは「にぎわい定食」。これには天ぷら、刺身、とろろ、フルーツ、ご飯に、そば/うどん/割子1段のいずれかが付きます。
しかし今日は、壁に張り出されている冬だけの限定品、「寄せ鍋定食」(600円)にしてみます。これは一人用の寄せ鍋に、うどん、ごはん、サラダ(キャベツ)、漬物(白菜)が付いた定食で、まさにボリュームたっぷり。寄せ鍋には豆腐、鶏肉、白菜、白ネギ、椎茸、シメジ、エノキ、かまぼこが入っています。
この寄せ鍋で、熱燗をキュッとやりたいところですが、体調が戻るまでがまん、がまん。ひとり暮らしはつらいのぉ!
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