あわもりで全品食べて … バー「アンカー(ANCHOR)」(呉)
明日、金曜日の夜は、新幹線で東京へと向かう予定なので、木曜日の今日、広(ひろ)の「あわもり」へと向かいます。閉店まで1ヶ月を切ったので、少なくとも週に1回は「あわもり」に行っておこうと思っているのです。
店についたのは午後7時。まずは大瓶ビール(500円)をもらって、おでん(1本90円)は厚揚げからスタートです。ふんわりとやわらかくて、ボリュームもある厚揚げは、飲み始めのすきっ腹にちょうどいいんですよねぇ。
2巡目はスジとカワ。この店の名物2品です。3巡目のキモは、牛の肺臓をひと口大に切って串に刺したもの。もつ煮込みにしてもおいしい食材ですが、おでんの汁(つゆ)にもよく合います。
4巡目に平天とジャガイモをもらったところで、飲み物も泡盛の梅割り(160円)にチェンジ。5巡目の棒天とロールキャベツにつなぎます。6巡目の玉子とウインナーで、泡盛梅割をおかわりし、7巡目はネギマ(ネギ+マグロ)と玉ネギを注文。この2品は注文を受けてからおでん鍋に投入され、できた順に出されます。
8巡目のコンニャクをもらって、おかわりした泡盛梅割りは3杯目。泡盛だけ3杯飲んでも、けっこうできあがってしまうところを、今日は最初に大瓶ビールまで飲んでますからねぇ。すでにかなり酔ってます。9巡目に最後の〆としてイワシ団子をもらって、これで「あわもり」の14種類のおでん、全品制覇です!
いやいや、この店に何度も通いましたが、1度に、すべてのおでんを食べたのは、これが初めてですねぇ。うれしい。
2時間弱の滞在。おでん14本に、大瓶ビールと泡盛3杯で、お勘定は2,240でした。「あわもり」で2千円を超えるほど飲むと、思いっきり満腹になるし、思いっきり酔うということを思い知りました。うぅ~っ、ごちそうさま。
ぼうてん、ロールキャベツ / たまご、ウインナー / ねぎま
(筆者注:「あわもり」は2011年3月末をもって閉店いたしました。)
◇ ◇ ◇
呉に戻ってきたものの、お腹はいっぱいだわ、すっかり酔ってるわで、あと1軒くらい行くのがやっとの状態。ま、平日(木曜日)だから、それくらいでちょうどいいか。じゃ、〆の1軒はバーにしますか。
向かったのは小さなビルの2階にある、隠れ家風のオーセンティックバー、「BAR ANCHOR(バー・アンカー)」です。
まずは広からここまで移動してきた喉の渇きをいやすため、ジンフィズ(900円)をいただきます。ジンフィズは、ジンに砂糖とレモン果汁を入れてシェイクし、仕上げに炭酸を足したカクテル。強いお酒に、甘みと酸味を足して、炭酸でシュワシュワさせると、こんなにも飲みやすい飲み物になっちゃうんですね。ックゥ~ッ、うまいっ!
今日のお通し(チャージ500円の中に含まれる)は、蜂蜜をかけたブルーチーズと、枝付き干しぶどう。どちらも大好きなつまみです。蜂蜜をかけたブルーチーズは、ワインにも合うけど、ウイスキーにも合うんですよね。
じゃ、2杯目はウイスキーだ。このところ「BAR ANCHOR」では、サービス・ウイスキーを1本設定して、それを1杯500円(ワンコイン)で飲ませてくれるのです。現在のサービス・ウイスキーは「オーヘントッシャン12年」(普段は1杯900円)。これをハイボール(炭酸割り)でいただきます。
ボトル1本が空くと、次のサービス・ウイスキーに切り替わるのですが、1本が、ちょうど1ヶ月ほどもつので、「月替わりのサービス・ウイスキー」といった感じになっているんだそうです。
なお、このサービス・ウイスキーは、ひとり1日に1回しか飲めません。明日、また来れば、また注文しても大丈夫です。自分が飲んだことがないようなウイスキーを飲んでみる、絶好の機会ではないかと思います。
1時間半ほどの滞在は、1,900円でした。どうもごちそうさま。
ジン・フィズ / ブルーチーズと枝付き干しぶどう / オーヘントッシャン・ハイボール
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