この辺に住んでるのに … 宣伝酒場「春駒(はるこま)」(呉・新広)
3月に入り、「あわもり」の閉店まで、あと1ヶ月を切りました。今日も今日とて、会社前バス停からの直通路線バスで、「あわもり」のある広交差点へと向かいます。バスを降りると、すぐ後ろから降りてきたのは、同じ会社に勤務しているTさんです。
(私)「この辺に住んでるの?」
(T)「そうなんですよ。浜田さんはなんでここで降りるんですか? 呉に住んでるんでしょう?」
(私)「この近くに「あわもり」っていう人気酒場があるんだけど、知らない? そこが、今月末で閉店なんで、週に一度は来るようにしてるんだよね。」
(T)「えっ! そうなんですか。もう何年もこの辺に住んでるのに知りませんでした。連れて行ってください。」
(私)「いいよ。行こう行こう!」
Tさんは、もともと広島の出身ですが、私が東京に勤務している時代に、同じ職場に新入社員として入ってきたのでした。その後、事業所ごと横浜に移転したときにも、一緒に横浜に行って、数年前、私よりも先に呉に転勤になっていたのです。
カウンター長辺の、おでん鍋近くに並んで座り、まずは瓶ビール(キリンラガー大瓶、500円)をもらって、おでん(1本90円)はスジとカワの両方を、ふたりそれぞれ1本ずつ。
(私)「ここは飲み物はビール、泡盛、日本酒が選べるけど、つまみは14種類のおでんのみ。どれを食べても、はずれはないんだけど、この2種類がツートップの人気商品だからね。これ以降は、好きなものを注文してみてね。」
Tさんは、さっそく泡盛(160円)を注文。いきなりそうきましたか。昔からそうだったけど、変わらず呑兵衛ですねぇ。
グイグイと泡盛梅割りをおかわりしながら、おでんも次々と食べ進むTさん。
(T)「いやぁ。近くに住んでいながら、ぜんぜん知りませんでした。残念だなぁ。」
(私)「でしょう。この雰囲気は、首都圏の人気もつ焼き店にも匹敵するよね。」
私も大瓶ビールを飲み干したあとは、泡盛梅割り(160円)をもらって、おでんもイワシ団子、キモ、厚揚げと、好物の品をいただきます。
50分ほどの間に、二人でビール大瓶1本に泡盛5杯、おでんを10本いただいて、お勘定は2,200円でした。どうもごちそうさま。
(「あわもり」は、2011年3月末をもって閉店いたしました。)
「すぐ近くに、もう1軒、おすすめの店があるんだけど、行ってみる?」とTさんを誘って入ったのは宣伝酒場「春駒」です。
焼酎(350円)を水割りでもらって乾杯し、鳥足骨付(500円)の親を、ひとり1本ずつ塩で注文しておいて、その焼き上がりを待つ間にポテトフライ(350円)ももらいます。
ここの親鶏の足は、噛み切れないほど硬いんだけど、その硬いのを一所懸命噛んでいると、ものすごくいい味わいになってくるのです。鶏がいいんだろうなぁ。Tさんもすっかり気に入ってくれた様子。お勘定は二人で2,050円でした。ごちそうさま。
「あわもり」スジ(手前)、カワ / イワシ団子(左)、キモ / 厚揚げ
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コメント
この鳥足は見るからに美味そうですね
投稿: イン | 2011.07.19 23:18