三連荘で飲む飲む飲む … おでん「魚菜や(ぎょさいや)」(呉)など
一昨日(水曜)に引き続き、昨日(木曜)もまた送別会。この時期(3月末)は送別会が目白押しです。街なかの居酒屋で盛大に送別した後、主賓も含めて3人で屋台の「富士さん」へ。瓶ビール(キリンラガー中瓶、550円)をもらって、各自でおでん(1本100円)を注文。私は好物の“鶏もつ”を2本と、コーンバター(300円)も焼いてもらいます。けっこう飲み食いして、ここのお勘定は3人で4,700円(ひとり1,600円弱)ほど。
「富士さん」の前で解散し、家が同じ方向のAさんと二人で、「最後にもう1軒!」と入ったのは、隠れ家風オーセンティックバー、「アンカー(ANCHOR)」。Aさんはジンリッキー(900円)を、私はジンフィズ(900円)をもらって乾杯すると、今日のチャーム(お通し)はチーズクラッカー。「炒りたて生アーモンド」(600円)も作ってもらいます。最後の1杯として、Aさんはジンリッキーをおかわり。私はギムレット(900円)をいただきます。結局、飲み終えたのは平日なのに午前1時。お勘定はひとり500円のチャージ(チャームを含む)が付いて、ふたりで5,200円(ひとり2,600円)でした。
一夜明けて、今日(金曜)は「魚菜や」の“トークの日”。もともとは、毎月19日に開催するから“19(トーク)の日”ということなのですが、「魚菜や」は土・日・祝日が定休日なので、19日が定休日にあたると、その前後の営業日に“トークの日”がずれるのです。
つみれの吸い物から始まって、ナマコ酢や、アジ南蛮、わけぎぬた(イカ)、木の芽和えといった旬の料理をつまみに、地元・呉の「華鳩(はなはと)」や「白鴻(はくこう)」を燗でいただいて、最後は前割り焼酎(黒霧島)をこれまた燗で出してもらって飲み終えます。“トークの日”は会費制で、一律ひとり3千円です。
金曜日ということで、ひとりでトコトコと向かったのは屋台の「一二三」。ここは基本的には金曜、土曜しか営業していないので、そこに合わせて出かけるしかないのです。その「一二三」に先客としていたのは、独身寮時代(30年近く前!)からの先輩・Tさんです。Tさんもこの屋台の常連さんなのです。
〔女将〕「あんたぁ、Tさん知っちょるか? おんなじ会社の人で、前からよう来てくれよるんじゃ。浜田さんのこと、よう知っとるいうて言うちょったで。」
〔浜田〕「知ってます、知ってます。独身寮のころからの大先輩です。そうなんですか。Tさんも、この店の常連さんなんですね。」
なんて会話を交わしたのが、つい先日のこと。そのTさん、会社ではよく会うのですが、この屋台でやっと会うことができました。焼酎(いいちこ)を湯割り(400円)でもらってTさんと乾杯し、つまみにはメザシ(9尾450円)を炙ってもらいます。
そこへ「よっ!」とあいさつしながら入ってきた常連さん。「おぉ、どしたんな。お前も来ちょったんか。久しぶりに会(お)うたのぉ」と、Tさんと親しげに話しています。
「わしの兄貴よ」とTさん。なんと! ご兄弟で「一二三」の常連さんだったんですね。週に二日しか開いていない屋台に、二人で通ってるのにめったに会わないというのが、これまたおもしろい。Tさんのお兄さんも、同じ会社なのですが、違う建屋で働いているのだそうで、社内ではお会いしたことがありませんでした。3人でワイワイと飲んで、お勘定(3人で5千円ほど)はTさんが払ってくれました。どうもありがとうございます。
Tさん兄弟と別れて、家に向かいつつ、今日の最後の1軒として入ったのは、一昨日教えてもらったばかりのお好み焼き屋、「のぶ」です。「一二三」を出て、堺川をまたぐ「かえで橋」を渡ると、そこがもう「のぶ」。二つの店は近いのです。
おぉ、一昨日はまばらな客の入りだったのに、さすがに金曜日の今日はお客が多いですねぇ。かろうじて空いていた、鉄板カウンターの、いちばん入り口近くの席に座り、まずは酎ハイ(400円)に、先日と同じくガンス焼きからスタートです。さらに、向こうのお客さんが注文したドンコ(椎茸)がいかにも美味しそうなので、私もそのドンコを、ハス(蓮根)と一緒に焼いてもらいます。
壁のメニューには“野菜焼(600円)”というのがあるんだけど、いま焼いてもらってるのがそれなのかな。“野菜イタメ(600円)”というメニューもあるけど、どう違うんだろう。この店に来たのは2回目なので、まだまだわからないことだらけで、それもまたおもしろい。
簡単に鉄板で炒めて塩をふっただけなのに、焼きあがってきたドンコとハスのおいしいこと。材料がいいんだろうなぁ。
午前1時前までの滞在。お勘定は1,200円でした。ということは、ガンス焼きは200円だったんですね。どうもごちそうさま。また来ますね。
そんなわけで、水・木・金と三連荘(さんれんちゃん)で思いっきり飲んだのでした。
「富士さん」鶏もつ / コーンバター / 「アンカー」炒りたて生アーモンド
「一二三」焼酎湯割り、メザシ / 「のぶ」がんす焼き、チューハイ / 野菜焼き
・「富士さん」(前回)/「アンカー」(前回)/「魚菜や」(前回)/「一二三」(前回)/「のぶ」(前回)
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