東京名店めぐり3軒目 … 「河本(かわもと)」(木場)
1軒目の「宇ち多゛」で合流し、2軒目の「二毛作」でもご一緒させていただいた、宇ち中(うちちゅう)さんと、「『河本』の口開けを目指そう!」と木場(きば)に向かいます。
「河本」の創業は昭和7(1932)年。建物は昭和21(1946)年に建てられたもの。二代目店主・真寿美さんが、弟さんと二人で切り盛りする大衆酒場です。
その「河本」に到着したのは、午後4時10分。口開けには間に合いませんでしたが、まだ開店から10分しかたってないから大丈夫。「ン」の形をしたカウンターの、入口から見て左端、「ン」の字の左下隅の位置に並んで座り、いつものようにホッピー(400円)とニコタマ(煮込み玉子入り、300円)をもらいます。
ホッピーと煮込みは、豆腐(夏は“やっこさん”、冬は“ゆどうふ”)と並んで「河本」の3大名物。冬場にはさらにおでんも加わって4大名物になります。
今日の料理メニューは、にこみ(300円)、ゆどうふ(大200円・小100円)、おでん(400円)という定番の人気商品の他に、かけじょうゆ(マグロブツ、400円)、さらしくじら(400円)、しおから(200円)、柿の種(200円)、バタピーナツ(200円)が並んでいます。
この店に来るのは昨年の10月以来、5ヶ月ぶりなんだけど、それくらいのブランクはびくともしない、ゆるぎない安定感がありますねぇ。奥のカウンター(「ン」の字の、上の点のところ)に居並ぶ常連さんたちが変わらないからかなぁ。
ホッピーができた当初(昭和23年)から出しているという「河本」のホッピーは、どこまでもやわらかく飲みやすく、脂分たっぷりの煮込みとの相性も抜群です。この組み合わせの妙も、ちっとも変わらないなぁ。
この店で、「丁稚飲酒帳」の丁稚さんとも合流し、1時間半ほどの滞在。お勘定は3人で3,200円(ひとり1,070円)ほどでした。
さぁ、3人で次に行こう!
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