14時間ものロングラン … もつ焼き「宇ち多゛(うちだ)」(立石)
野毛の酒場めぐりから一夜明けた今日は、もつ焼きを食べに「宇ち多゛」に遠征です。
わが家(中野区)から「宇ち多゛」(葛飾区)までは、電車を3〜4本乗り継いで、およそ1時間の行程。その1時間をかけてでも行きたいという思いにさせる魅力があるんですね、「宇ち多゛」には。その魅力が、シンプルにもつ焼きのうまさと安さにあるところがすばらしい。
昼ごろに家を出て、立石に着いたのは午後1時過ぎ。土曜日は2時過ぎには売り切れてしまうことも多いので、けっこうギリギリの時刻ですね。
表側の入口にちょっとだけ並んで、すぐに店内へと案内されます。この時間になると、残っているネタも少ないけれど、行列もまた少ないのです。
通されたのは、入口すぐ左側の細長いテーブルが2列並んだ、くぼみ空間。土曜日の遅い時間帯(といってもまだ午後1時半ごろ)に、このくぼみの中に穴熊のようにもぐりこむと、すっかりくつろいでしまうんですね。同じ空間に、歩く酒場データベースKさんご夫妻や、S崎さん、コペンを買ったばかりのI藤といった常連さんたちが、ずらりと座っています。
予想どおり、残っているもつ系の“おかず”は煮込み(180円)とレバ(2本180円)の2品のみ。最初から梅割り(180円)をもらって、その煮込みと、レバはタレ焼きでいただきます。さらに梅割り(180円)をおかわりして、お新香(180円)を“ショウガのっけて、お酢”の呪文で注文。
か〜るく1時間ほどの滞在は900円。さすがです。
「宇ち多゛」を出て、Kさんご夫妻とともに、「古典酒場」のチャリティーイベントが開催されている用賀へと向かいます。
立石から押上まで出て、そこで東京メトロ半蔵門線に乗り換えたら、そのまま1本で用賀まで行くことができます。これまた所要時間1時間ほどで用賀に到着。会場には先に立石を出発した、「東京自由人日記」の小西さんたちも到着していました。
このチャリティイベントでは300円でお猪口を買えば、あとは何種類かの東北の地酒を、そのお猪口1杯100円で飲むことができるのです。同じ会場でトークイベントも開催されましたが、こちらは事前登録制ですでに満員御礼だったので、その間は「古典酒場」売店の売り子さんとしてチャリティに参加した気分を味わって、その後、「なかむらや」で開催された打ち上げ会にも参加させていただきました。
本や雑誌で見かけると、ビシッとした和服姿のことが多い葉石かおりさん。とても近寄りがたい存在のように感じていたのですが、今日は普通の洋服姿で参加されていて、話しやすい、きさくな方だとわかり、ひと安心。とても楽しい時間を過ごすことができました。
終了後、地元に戻り、都立家政の「ばりこて」で飲んでいる地元の呑み仲間たちと合流。例によって、おつまみチャーシュー(300円)などをつまみにお茶ハイ(350円)をグイグイやったあと、スナック「イルカ」でカラオケ。家に帰り着いたのは午前3時過ぎでした。
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