« 5月の森田食堂訪問記 … 大衆食堂「森田食堂(もりたしょくどう)」(呉) | トップページ | 14時間ものロングラン … もつ焼き「宇ち多゛(うちだ)」(立石) »

野毛の酒場をひと巡り … 中華料理「第一亭(だいいちてい)」(日ノ出町)他

レバニラ炒め


 6月3日(金)は久しぶりに横浜出張。午後5時ちょうどくらいに仕事を終え、一路、野毛(野毛)へ。野毛に入るにはJR京浜東北・根岸線または市営地下鉄の桜木町駅から入るコースと、京急本線・日ノ出町駅から入るコースの二つのコースがあるのですが、今日は日ノ出町側から入ります。

 野毛と言えば、なんといっても老舗「武蔵屋」なのですが、残念ながら一時休業中で、6月7日(火)から再開とのこと。ちょっとの違いで今回は行くことができませんでした。

 後半戦に、飲み物中心の店を持ってこようと思っているので、最初のうちにガッツリと食べておこうと、まず向かったのは魚介類の「栄屋酒場」ですが、残念ながら午後5時半の時点ではまだ開店していませんでした。店内の明かりはついているので、準備中といったところなんでしょうね。

 それじゃと気を取り直して「第一亭」へ。カウンターの、ちょうど炎が上がる前の席に陣取って、瓶ビールにレバニラ炒め(600円)です。東京・横浜にいたときは、なんでもなく感じていた豚レバの鮮度ですが、地方だとなかなかこの鮮度は得られません。プリッとした独特の弾力感がレバーの鮮度の証です。

 ちょうど新横浜に出張してきていた呑んだフルさんと合流して、「第一亭」自慢のシジミ正油漬(600円)に、生の腸をゴォ~ッと大きな炎で炒めて作るホルモン炒め(600円)を食べながら、飲み物も紹興酒のロック with レモンスライスへ。こうして飲むと、紹興酒がいくらでも飲めるのです。

 2軒目は「ホッピー仙人」へ。開発に3年かかったというリアルハーフホッピー(700円)で乾杯!

 リアルハーフホッピーは、白ホッピーと黒ホッピーのハーフ&ハーフなのですが、その比重の差を利用して、ジョッキの下部が白ホッピー、上部が黒ホッピーという、まるでカクテルのようなホッピーになっているのです。構想から3年、やっと完成したこの飲み物は、色合いがわかりやすいように専用のコースターとともに出されます。

 3軒目は呑んだフルさんのキープボトルがある「パパジョン」へ。ここで、ひろたろうさんとも合流して4軒目は「福田フライ」です。

「満月」 「なるべく『竹よし』が開いている時間に、地元に戻りたい」と言っていたのですが、「福田フライ」で飲み終えたのが、ちょうど「竹よし」の閉店時刻である午後11時。これはいかんと大急ぎで地元に戻ると、到着したのが午前0時半頃になったにもかかわらず、「竹よし」の長女(ちくちゃん)、次女(キティちゃん)、四女(直ちゃん)のほか、ふぢもとさんや「竹よし」の常連さんたちが「満月」で待っていてくれて無事合流。つい先日、急逝した三女(おきポン)を偲んで、みんなで献杯!

 その後、閉店時刻を迎えた沼袋「たつや」からも、店主のたっつんさんや常連さんたちが「満月」に来てくれました。ありがとうございます。>地元のみなさん

110603a 110603b 110603c
広島駅「駅うどん」で天ぷらうどん / 新横浜駅「濱そば」で天玉そば / 「第一亭」

110603d 110603e 110603f
しじみ正油漬 / ホルモン炒め / 紹興酒

110603g 110603h 110603i
「ホッピー仙人」リアルハーフホッピー / 「パパジョン」角ハイボール / 「福田フライ」

・「第一亭」(前回)/「ホッピー仙人」(前回)/「パパジョン」(前回)/「福田フライ」(前回)/「満月」(前回

《平成23(2011)年6月3日(金)の記録》

| |

« 5月の森田食堂訪問記 … 大衆食堂「森田食堂(もりたしょくどう)」(呉) | トップページ | 14時間ものロングラン … もつ焼き「宇ち多゛(うちだ)」(立石) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 野毛の酒場をひと巡り … 中華料理「第一亭(だいいちてい)」(日ノ出町)他:

» 10周年おめでとう! … バー「ホッピー仙人(ほっぴーせんにん)」(日ノ出町) [居酒屋礼賛]
 横浜・野毛(正確には宮川町)のバー「ホッピー仙人」は、平成23年9月15日で創業10周年となりました。  「ホッピー仙人」という店名のとおり、この店の売りはホッピー。  キンミヤの他、数種類の焼酎、泡盛、ジン、ウォッカなどのベースとなるお酒に、それを割るホッピーは、瓶の白・黒、樽の白・黒と、ホッピーファンにはたまらぬ品揃えです。  この店を切り盛りする店主のことは、“仙人”と呼ぶのがこの店のなら... [続きを読む]

受信: 2011.11.21 23:42

» 卒寿にして益々お元気 … 中華料理「第一亭(だいいちてい)」(日ノ出町) [居酒屋礼賛]
 野毛の「武蔵屋」を出て、今日の2軒目は、京急・日ノ出町駅から長者町方面に向かう長者橋のすぐ近くにある中華「第一亭」です。  中華と言っても、横浜中華街にあるような本格的な中華料理ではなくて、台湾家庭料理をベースにした“中華風定食屋さん”といった雰囲気。そこがまた、我われ呑兵衛にも入りやすくていいんですよね。食事だけのお客さんもたくさんいます。  店内は入ってすぐのホールにテーブル席が3卓、左手奥... [続きを読む]

受信: 2011.11.26 09:28

» うれしい出会いに乾杯 … 生ビール「ヌビチノ(El Nubichinom)」(日ノ出町)他 [居酒屋礼賛]
 中華「第一亭」を出て、上大岡川沿いを下流(桜木町駅方面)へ。本日臨時休業の「ホッピー仙人」の下を通って野毛小路へと入り、これまた久しぶりとなる「福田フライ」です。  「福田フライ」は、戦後すぐの昭和23(1948)年頃に開店。創業店主が亡くなったあと、その奥さんの福田サダ子さんがひとりで切り盛りしながら、お子さんたちを育ててきました。今ではそのお子さんたちも店を手伝っています。  「福田フライ」... [続きを読む]

受信: 2011.11.28 22:36

» グビッと梅しそサワー … 居酒屋「満月(まんげつ)」(鷺ノ宮) [居酒屋礼賛]
 都立家政の「竹よし」を出たところで午後11時半。明日は単身赴任先の呉に戻る予定なので、最後にもう1軒、「満月」に寄って帰りましょうか。  都立家政と鷺ノ宮は、西武新宿線のとなり駅ですが、駅間距離は0.5キロと、この路線内で最短距離です。都立家政駅の踏切に立つと、間近に鷺ノ宮駅のホームが見えますもんね。  だから、ゆっくりと歩いても10分くらいで鷺ノ宮まで着いてしまいます。  日付けが変わる直前の... [続きを読む]

受信: 2012.06.28 10:17

» いまや二代目の安定感 … ジャズと演歌「パパジョン(papajohn)」(桜木町) [居酒屋礼賛]
 創業店主の故・島村秀二さんは、今はなき横浜・元町のゴーゴーバー「アストロ」などでバーテンダーとして働いたあと、昭和55(1980)年3月、43歳のときに独立して「パパジョン」を開店した。  それ以来、年中無休の営業を続け、平成20(2008)年2月14日に70歳で亡くなられ、そのお通夜が営まれた2月17日前夜までの10,188日間(28年弱)、二代目となる息子の研一さん(当時30歳)へと経営がリ... [続きを読む]

受信: 2016.05.03 17:33

« 5月の森田食堂訪問記 … 大衆食堂「森田食堂(もりたしょくどう)」(呉) | トップページ | 14時間ものロングラン … もつ焼き「宇ち多゛(うちだ)」(立石) »