連休前のワンタンメン … 屋台「八起(やおき)」(呉)
ゴールデンウイーク突入前夜の飲み会は、屋台「八起」のワンタンメン(700円)で〆ます。
呉は、昔から人口の割りに酒場が多い街で、現在もその状況は続いています。そんな中で、長年生き残っていくには際立つ個性が必要なのかと思いきや、意外とそうでもないようです。職場の先輩から後輩へ、脈々と申し送り、伝えられたり、ちょっとした個性の違いで好みの酒場ができたり、ということが多いようなのです。
ここ「八起」は、堺川沿いに13軒の屋台が立ち並ぶなかにあって、その約半数を占める老舗屋台の1軒です。老舗屋台の特徴は、おでん、豚足、中華そばという、呉屋台の3大メニューが必ずそろっていること。昔は、それが屋台開店の条件のようなものだったのだそうです。
その老舗屋台の中華そばも、同じように見えて、屋台ごとに少しずつ違うのがおもしろい。ここ「八起」の中華そばの特徴は、鶏ガラでとった澄んだスープを使っていることと、ワンタンがあること。あと細かいところでは、メニュー表記が“中華そば”となっている屋台が多いのに対して、ここ「八起」は“ラーメン”という表記を使っていることでしょうか。
ラーメン系のメニューは、ラーメン(500円)、ワンタン(500円)、チャーシューメン(700円)、ワンタンメン(700円)の4種類。ワンタンやワンタンメンを注文すると、注文を受けてからワンタンを作り、中華麺といっしょに茹で上げてくれます。
今日は、午後7時過ぎに仕事を終えて、同じ職場のH君、S君と3人で「鳥八茶屋」へ。私も含めて3人とも首都圏からの単身赴任組なので、明日から始まる10連休を前に生ビールで乾杯です。つまみは今日のオススメが書かれた手書きメニューから、小イワシ天ぷら(525円)や、アサリ酒蒸し(630円)などをもらって、2時間ほどの滞在は3人で7,450円(ひとり2,483円)。
二次会は本通3丁目の晃輝ビルにあるスタンド「千春」。ここはH君の行きつけのスタンドの1軒で、美人ママがひとりで切り盛りしている小さなお店です。H君がキープしている「ワイルドターキー」(バーボン)を、ソーダ割りでいただきます。
閉店時刻まで「千春」でゆっくりと過ごし、「千春」のママさんも含めて4人で、屋台「八起」にやってきたのでした。
その「八起」に先客で来ていたのは、「シロクマ」のミホさんとそのお友だち。どこで飲んでても、最後はこの13軒の屋台のどこかにやってくる人が多いので、今のような遅い時間帯(午前1時半頃)になると、見知った顔が多くなります。
焼酎の湯割りで、おでんを2品ほど食べた後、ワンタンメンをもらって、鳥屋→スタンド→屋台という、呉の酒場定番コースを終えました。さぁ、明日から10連休だ。
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コメント
メルマガ編集後記の如く、
これまでの記事の並びは、
携帯やIPODでは最新記事に辿り着きづらく、
毎回PCで見ておりました。
今回から楽になりました
投稿: フェル博士 | 2011.08.15 10:50