ペル爺、一周忌の集い … 居酒屋「ペルル」(鷺ノ宮)
『マスターの一周忌の集い』
来たる5月5日、マスターが彼岸の幼稚園において、一学年ほど進級されます。
つきましては会費制(4,000円)にて、ここ「ペルル」で6時から飲み会を開きます。
ご参加を希望の方を募ります。ヨロシク。
という店内の貼り紙に手を上げて、5月5日の今日、「ペルル」にやってきました。
「ペルル」の名物店主だった古川実(ふるかわ・みのる)さんが亡くなって、はや1年。今も変わらず店を切り盛りしている女性陣や常連さんたちは、古川マスターのことを、親しみを込めてペル爺(ぺるじい、「ペルル」の爺さんの略)と呼びます。みんなが集まりやすい“こどもの日”を選んだように亡くなるというのも、いかにもペル爺らしいですね。
カウンターの中には、いつもは曜日替わりで店を手伝う女性陣がずらりと勢ぞろいし、カウンターの外には入りきれないくらいの常連さんがひしめいていて、今宵は奥の冷蔵庫部屋も開放です。なるほど、奥の間はこんな造りになってたんですね。私もはじめて入りました。
それにしてもこのカウンター内の女性陣(ひとり男性も混ざってますが)、改めて眺めてみても、きれいどころがずらりとそろってますよねぇ。ペル爺亡き後も、常連さんたちが通いつめる理由(わけ)がよくわかります。かくいう私も、完全にそのひとりであります(爆)。
何度も何度もペル爺に献杯しながら、午後9時過ぎに「ペルル」での一周忌の集いはお開きになりますが、そのまま全員がすぐ近くの「庄屋」での二次会へと流れます。
座敷に座って飲み始めると、「ペルル」での一次会とはまた雰囲気が変わります。みんな、「ペルル」を介して知り合いになって、花見などにも家族で一緒に行ったりしているので、まるで親戚の法事のような感じです。
ペル爺のこと、昔の常連さんのこと、今は遠くへ越してしまった常連さんたちの近況などなどと、いつまで話をしても話がつきることはありません。
午後11時過ぎに二次会も散会となるものの、それでも飲み足りないほとんどの面々は「満月」へと流れます。
「ペルル」→「満月」と流れる常連さんは多いので、「ペルル」の常連さんは、「満月」の常連さんでもあったりするので、店内の先客とも融合しつつ、「満月」をほぼ占拠です。これだけみんながそろうと、本当に愉快ですねぇ。
いつまでも終わりたくない宴(うたげ)から戦線離脱したのは午前2時過ぎ。もう飲めない。みなさんお先に。
そして、今日からあの世の2年生になったペル爺に、改めて献杯!
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