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5月の森田食堂訪問記 … 大衆食堂「森田食堂(もりたしょくどう)」(呉)

野菜スープ


 緑色のファサードテントに「めし・丼物・酒肴」と書かれている「森田食堂」。今日は仕事の帰りに二人で「森田食堂」に入ります。玉子焼き(150円)や、小イワシ煮付け(300円)、湯豆腐(300円)などをもらってキリンの大瓶(510円)からスタートし、ビールのあとは「華鳩」の冷酒(吟醸生酒、600円)に切り換えます。このあと予定があるという同行者は、中華そば(400円)で〆て、1時間ほどで戦線離脱。

 ひとりになったところで、前々から気になっていたスープをもらってみることにします。カウンター上にスープメニューとして並んでいるのは、牛肉スープ、豚肉スープ、鶏肉スープ、野菜スープの4種類。いずれも350円です。その中から、もっとも基本的なバージョンのように見える野菜スープを注文します。

「このスープも、中華そばのスープも、みそ汁も、基本的にイリコ出汁なんですよ。味付けは、それぞれちょっとずつ違いますけど。」

 そう言いながら野菜スープを出してくれる女将さん。野菜がたっぷりと入ったスープは、とてもやわらかい、やさしい味わいで、冷たいお酒を飲んだ後の胃袋にとても心地よい。いやぁ、これもいいなぁ。他のスープも順次ためしてみたいですね。

 平日なので2時間ほどで切り上げて、お勘定は同行者と二人分で2,600円(ひとり1,300円)でした。

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陳列ケース(左) / 陳列ケース(右) / 「華鳩」冷酒

 ここ「森田食堂」には、飲む以外にも、食事だけを取りに来たりもしているのです。今月の「森田食堂」訪問をふり返ってみると、5月13日(金)には、仕事帰りに立ち寄って、キリンの大瓶(510円)に小イワシ煮付け(300円)、燗酒(白牡丹、300円)をもらって湯豆腐(300円)、最後にサラダ(250円)を取ってきて麦焼酎を水割り(400円)でもらいました。

 サラダは、キャベツの千切りの上にポテトサラダが盛られ、その上にキュウリ、ハム、スライスしたゆで卵をのせたもの。厨房との境目のところにマヨネーズが置かれているので、好みに応じてそれをかけていただきます。この日のお勘定は2,060円。

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小イワシ煮付け / 湯豆腐 / サラダ

 明けて5月14日(土)は、朝9時半ごろ起き出して「森田食堂」へ。陳列ケースから塩サバの焼き魚(300円)を取ってくると、女将さんが塩サバだけを耐熱皿にとってレンジで温め、盛り付け直してくれます。これにごはんの小(170円)と、玉子入りみそ汁(180円)をもらって朝食にするのです。

 玉子入りみそ汁は、注文を受けてからみそ汁に玉子を落として温め、ちょうどいい半熟状態に仕上げ、お椀ではなくて、大きめの器でたっぷりと出してくれます。普通のみそ汁(100円)の倍近い値段ですが、朝食にはちょうどいい感じ。

 ごはんには、小皿に2切れのタクアンが付いてきます。ごはんは小が170円、中なら180円と10円しか差がなくて、大は220円でかなりのボリューム。塩サバは身がぶ厚くて、とてもうまい。

 この時間、私も含めて4人の客がいますが、食事客は私ともうひとりの、合わせて二人。残る二人は朝からしっかりと飲んでいます。いつ来ても、必ずだれかが飲んでるんですよね。この日は食事だけなので、お勘定は650円。

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朝の「森田食堂」 / ごはん小と塩サバ / 玉子入りみそ汁

 5月21日(土)。正午ちょうど発の松山行きのフェリーの時間待ちで「森田食堂」にやって来ました。キリンの大瓶(510円)をもらって、つまみにはサバ煮魚(200円)とサラダ(250円)。ちょうどいい時間になったところで、お勘定は960円。フェリーに乗ってから、船内でかけうどん(400円)をもらって昼食としました。

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サバ煮付け / サラダ / フェリーのかけうどん

 5月28日(土)。ゆっくりと朝寝をして、午後2時ごろに昼食のために「森田食堂」へ。まずは玉子焼き(150円)をもらって、キリンの大瓶(510円)。

 いつもスパンッと景気よくビールの栓を抜いてくれるのが気持ちいいですねぇ。この栓抜きは何十年か前に何かの販促グッズとしてもらったものだそうで、栓を抜く部分がいい角度で曲がっています。この栓抜きじゃないと、あの『スパンッ!』という音は出しにくいんだそうです。

 ビールを飲み終えたところでカレーライス(500円)をもらって食事にします。昔懐かしい、日本の家庭のカレーライスらしいカラーライスなのがとてもうれしいですね。

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栓抜き / 玉子焼き/ カレーライス

 以上がここ1か月の森田食堂訪問記でした。

店情報前回

《平成23(2011)年5月31日(火)の記録》

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コメント

お邪魔します。
何でもある?何にでも使えるお店。
いいな~。
しかもしっかり下準備もされている模様。

他のスープの味、気になります。
牛肉はどんな味がするんだろぅ…。

投稿: ここちき | 2011.08.29 17:12

 コメントありがとうございます。
 「森田食堂」は、女将さんと、女将さんの義理の妹さん(なくなったご主人の妹さん)、そして女将さんの実の妹さんという女性3人で切り盛りされていて、料理はすべてこの3人の手作りです。
 注文してから作り始める料理も、あらかじめ下ごしらえまではできているようで、何をたのんでも、ほぼ3分以内に出てくるのがうれしいところ。
 でも、まだ野菜スープ以外のスープは食べていないのでした。肉のスープも食べてみなきゃね。

投稿: 浜田信郎 | 2011.08.29 23:34

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 仕事関係の飲み会が午後8時半ごろに終了。 『この時間ならば、まだ「森田食堂」が開いてるじゃないか!』  ということで大急ぎで駅前に出て「森田食堂」に飛び込むと、先客3名ほど(それぞれ男性ひとり客)が静かに飲んでいるところ。あぁ良かった。これならゆっくりとやってきても大丈夫だったかもしれないですね。  私もテーブル席の一角に腰を下ろし、飲んだ後の〆(しめ)の炭水化物として、うどん(300円)を注文... [続きを読む]

受信: 2011.08.31 23:12

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