でっかい酎ハイで乾杯 … 大衆割烹「ゑびす(えびす)」(四ツ木)
立石の「宇ち多゛」を出て、立石仲見世通商店街を抜けて奥戸街道へ。タクシーでビュンととなり町の四ツ木に移動して、午後5時45分には大衆割烹「ゑびす」に到着します。立石から「ゑびす」の間は、距離にして約1.2キロ。歩いても20分ほど、車だとわずか数分しかかからないのです。
奥の座敷に陣取って、さっそく下町ならではの焼酎ハイボール(270円)で乾杯しますが、猿吉さんと丁稚さんが注文した“大きい焼酎ハイボール”が本当にでかい! 特大のジョッキにたっぷりの焼酎ハイボールです。メニューにはないけれど、普通に注文可能なようです。
壁全体にずらりと並ぶメニューは、すべてを見つくすのはむずかしいほど。しかも魚あり、モツあり、揚げ物あり、鍋物あり、ごはん物ありと、およそ酒場で思いつくメニューはほとんどあると言ってもいいほど。
しかしながら、やっぱりここのオススメは魚料理で、今年7月に出版した「さかなマニア」にも、ここ「ゑびす」を掲載させていただきました。
たとえば今日の黒板メニューは、かんぱち刺身(愛媛産)380円、かつを刺身(宮城産)530円、岩カキ(大分産)580円、イワシ刺身(千葉産)380円、アジ刺身・たたき(長崎産)380円、しまあじ刺身(愛媛産)380円、平目刺身(北海道産)380円、ホヤ刺身(青森産)320円、アユ塩焼(愛知産)380円、きぬかつぎ(鹿児島産)280円、しめさば(千葉産)380円、小アジ唐揚(千葉産)280円、えだまめ(埼玉産)380円といった品々。一部、魚料理ではないメニューも含まれていますが、それらもまた今が旬の品揃えです。
この手書き黒板メニュー以外にも、いつも置いている定番メニューとして、とろぶつ580円、まぐろ刺身530円、まぐろぶつ切380円、まぐろ中おち320円、いか刺身280、甘えび刺身530円、タコ刺身380円、赤貝刺身480円、サザエ刺身・焼480円、活ツブ貝刺身380円、青やぎ刺身・ヌタ380円、とり貝刺身・ヌタ380円、生うに380円、小肌280円、なまこ酢280円、タコ酢380円、クジラのベーコン780円、自家製イカの塩辛280円、剣先スルメイカ480円、うなぎ蒲焼1,200円、うなぎ肝焼380円、うなぎカマ焼320円、穴子蒲焼480円、どぜう丸煮480円、どぜう丸鍋530円、柳川鍋530円、穴子の柳川530円、ぶり照焼480円、マグロ照焼480円、銀ダラ焼・煮付480円、タイのカス焼380円、あじ焼380円、イワシ380円、サバ塩・みそ煮380円、イカ納豆280円、マグロ納豆280円、イカと鮪のヌタ380円などなど、挙げれ切りがないくらいの魚料理が、ほぼ500円未満で並んでいて迷う迷う。
悩みに悩んで注文したのは、ホヤ刺身(320円)に、どぜう丸鍋(530円)、千葉産のしめさば(380円)に、愛知産のアユ塩焼(380円)、そしてこれまた千葉産のイワシ刺身(380円)です。ほとんどが380円というのがすごいですよねぇ。
ちなみに、どぜうメニューは、丸煮(480円)、丸鍋(530円)、柳川鍋(530円)という3種があり、丸煮はどぜうだけ。丸鍋は、丸のままのどぜうを煮て玉子とじに。そして柳川鍋は開いたどぜうを煮て玉子とじにしたものです。
この店や、赤羽の「まるます家」みたいな酒場がすぐ近所にあると、毎日のように通ってしまうかもなぁ。それはそれで大変なのかもしれないけど、実にうらやましいですね。
しめさば(千葉産) / アユ塩焼(愛知産) / イワシ刺身(千葉産)
《夏休みスペシャル:本日の1日1麺》
夏休み8日目の今日(8月6日(土))は、なんだか米のごはんが食べたくなって、スルスルスルッとすすり込める『卵かけ納豆ごはん』にしてもらいます。
わが家の卵かけ納豆ごはんの作り方は2種類あって、ひとつはまず卵かけごはんを作っておいて、その上によ~くかき混ぜた納豆をのせるスタイル。今日の卵かけ納豆ごはんは、このやり方で作っています。
もうひとつは納豆を混ぜるときに、そこに生卵も入れて一緒にかき混ぜ、卵入り納豆を作っておいてから、それに熱々のごはんを投入して、再びかき混ぜるスタイル。
前者は、しっかりと納豆の部分が独立しているので、納豆丼のような楽しみ方ができます。後者は全体が均質になっているので、朝の時間がないときなどにはガガガッとかっこみやすい。
呉の単身赴任寮での自炊のときも、納豆や豆腐は、私でも簡単に調理することができるタンパク源として重宝しているのでした。
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