ぎりぎりで間に合った … 居酒屋「兵六(ひょうろく)」(神保町)
築地「ねこ屋」を出て、男前H氏と向かう次なる酒場は、神保町の三省堂書店裏手にある昭和23(1948)年創業の老舗居酒屋、「兵六」です。
店に到着したのは、午後9時20分。「兵六」は9時半がラストオーダーなので、まさにギリギリというタイミングです。
三代目店主・柴山真人(しばやま・まさと)さんをコの字カウンターが取り囲んでいて、椅子は丸太を2本渡した長椅子形式。その一角にH氏と並んで座り、麦焼酎(680円)を生(き)でもらうと、すぐにチェイサーの水と、お通しのヒジキ煮が出されます。
ラストオーダーに間に合わせてたのんだ肴(さかな)は、つけあげ(530円)とオニオンスライス。
午後10時過ぎにはお勘定。ちょっとの間でも「兵六」で飲むことができて良かった良かった。
男前H氏と別れ、東西線、西武新宿線と乗り継いで、ひとりで都立家政へ。間に合えば「竹よし」にも顔を出したかったのですが、残念ながら到着したのは閉店時刻(午後11時)のちょっと後でした。ん~~、残念!
《夏休みスペシャル:本日の1日1麺》
夏休み6日目の1麺は、夏休み二日目にも食べた肉玉うどんです。肉玉うどんは私の大好物なので、比較的ひんぱんに作ってくれるのです。
この肉玉うどんは、松山の肉うどんに端を発して、いまや完全にわが家風にアレンジしつくされたもの。
松山の肉うどんは、脂っぽい牛肉と少量の油揚げを、砂糖と醤油で甘辛く(甘味が強い)煮たものをうどんの上にトッピングしたもの。同じ四国でも、昔の松山あたりのうどんは、讃岐のようなコシはなくて、箸に引っかけるとプツンと切れるくらいヤワヤワ。これに甘~い牛肉がのるのがいいんですよね。
これをアレンジしたわが家の肉うどんは、前にも書いたとおり、豚肉とたっぷりの松山揚げ(=松山で作られる日持ちする油揚げ)を、砂糖と醤油で、やはり甘く煮込んで、うどんの上にトッピングします。
牛肉と豚肉の違い。松山揚げがたっぷりと入るところ。そして麺が讃岐の冷凍麺であるところが、わが家の肉うどんの特徴でしょうか。
最後に落とした生卵をプツンと崩して、麺を絡めながらいただくのがいいんですね!
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