健康診断を終えて一杯 … おでん「魚菜や(ぎょさいや)」(呉)
1週間の夏休みを終えて、今日はもう水曜日。先週の金曜日に飲んで以来、土曜日から四夜連続の休肝日を送って、今朝は年に一度の健康診断の日でした。
若いころは「普段過ごしてるままの生活をしながら健康診断を受けないと、本当の調子なんてわかるもんか!」なんてうそぶきながら、前夜のリミットぎりぎりまでお酒を飲んだりしていたものですが、年とともにいろんな数値が引っかかるようになってきて、最近ではしばらく禁酒た状態で、どれだけ正常値に戻るかということが関心事になってしまいました。
それでも夏休みなどの長期休暇中は、思いっきり飲むことが多いので、その直後の健康診断はつらいなぁ。
その健康診断も無事に終えて、おまけに今日は息子の18歳の誕生日。呉に単身赴任中なので、直接お祝いするわけにはいきませんが、誕生日を祝って、ひとり乾杯することにしましょう。
そんなわけで、仕事を終えて、行きつけの酒場、「魚菜や」に到着したのは午後7時前。
今日も「魚菜や」はにぎわっていて、9席しかないカウンター席に、先客は7人。かろうじて空いていた2席のひとつに腰を下ろし、まずは生ビールをもらうと、今日のお通しは枝豆です。「魚菜や」のお通しは、いつも季節感があっていいですねぇ。
店内には手書きの「おしながき」がひとつだけあって、それをみんなが回し見る仕組み。メニューには値段は書かれていませんが、店の表に出ている看板によると、お刺身は時価、揚げ物は600円から、おばんざいは一品400円から、そしておでんは1個150円から、となっています。
今日の「おしながき」は、お刺身が地ダコ、小イワシ、〆サンマ、カンパチ。一品物が小イワシ天、タコ天、豚耳炒め、鶏唐揚南ばん、土佐豆腐、焼きナス、ジャコとピーマンのきんぴら、ハモの子の玉子とじ、牛すじと新ジャガの煮込み、冷奴。関東風と関西風が選べるおでんは、アキレス、ロールキャベツ、しらたき、がんもどき、がんす、大根、玉子、はんぺん、じゃが芋、こんぶ、ごぼう天、ウインナー、こんにゃくです。汁(つゆ)だけでなく、具材にも関東風(はんぺんなど)と、関西風というか呉風(がんすなど)があるのがおもしろいでしょう?
そんな中から、今日の1品目として土佐豆腐を選びます。土佐豆腐は揚げ出し豆腐に、かつお節や貝割れ大根、刻んだミョウガなどをトッピングして、餡(あん)をかけたもの。呑兵衛には豆腐は友達ですね。
生ビールに続いては、前割り焼酎のロック(つまり焼酎の水割り)をもらいます。ここの前割り焼酎は、「黒霧島」を水割りにして、専用の甕(かめ)で一晩寝かしたもの。こうして一晩寝かせておくことで、その場で水割りにするのとはまったく違う、とてもまろやかな焼酎になるのです。
この前割り焼酎、燗をつけてもらって飲むのもおいしいんですよねぇ。これまたその場で作る焼酎の湯割りとはぜんぜん違う味わいなのです。
つまみにはハモの子の玉子とじをもらって、前割り焼酎のロックもおかわりです。ハモの子って、はじめて食べるかも。
1時間半ほどの滞在は2,600円。休肝日の後のお酒は、ガツンと効くので、今日はこのくらいにして、ハシゴ酒もせずに帰宅したのでした。
お通しの枝豆と生ビール / ハモの子の玉子とじ / 前割り焼酎ロック
| 固定リンク | 0
コメント