2軒目も、またおでん … お好み焼き「のぶ」(呉)
「おでん始めたよ。ハス(蓮根)が美味しいけど食べる?」
店に入るなりそう聞かれて、思わず「うん、食べる食べる」と答えてしまったけど、考えてみれば今日は1軒目もおでん屋でした……。
金曜日の今日は、先週に引き続いて、おでんの「迷亭」へ。年中おでんをやっている専門店なれど、やっぱりこの季節になると、おでん頻度が高まりますよねぇ。
まわりに霜がつくほどキンキンに冷えたジョッキで、生ビールを1杯もらって、おでんは大根と、がんもどきから。ここのがんもどきは自家製で、中に野菜がたっぷりと入っています。
生ビールに続いては、天狗舞(てんぐまい)をぬる燗でもらって、つまみはラッキョ。前回、「つまみはおでんしかない」と書きましたが、ラッキョなどのちょっとしたつまみもあるようです。
さらに天狗舞のぬる燗をおかわりして、いろんなおでんにちょっとずつ添えて出してくれるシメジを、あえて単品で注文してみたところ、お皿にたっぷりと盛られたシメジには、さらにトッピングとして、さっと煮たカイワレ大根も添えられます。
そして、とり竜田揚。これも毎回注文している大好物の一品です。
最後は、これまたここに来ると必ず注文する豆腐をもらって、酒は真澄(純米吟醸)に切り替えます。
豆腐には、大きく削ったカツオ節や三つ葉などがたっぷりとトッピングされていて、豆腐本体が見えないほど。これを柚子胡椒を溶いたポン酢醤油に、ちょっとずつ浸けながら食べるのがおいしいんですよねぇ。
「迷亭」のお勘定は3,500円。そのあと、2軒目としてやってきたのが、ここ「のぶ」だったのです。
「ハスの他は、何を入れる?」
「じゃ、大根と巾着(きんちゃく)をお願いします。」
「のぶ」はお好み焼き・鉄板焼きのお店なんだけど、必ず毎回、メニューにはないちょっとした煮物なども置いてあって、呑兵衛が飽きないようになっています。店は女将さんと、その妹さんが二人で切り盛りしているのですが、おふたりとも、この店をやる前にスナック系の酒場(呉でいうスタンド)にもいたことがあるんだそうで、呑兵衛の気持ちをよくご存知なのです。
チューハイなどを飲みつつ、2時間ほどくつろいで、お勘定は3,000円。
日付けも変わって3軒目は、バー「ANCHOR(アンカー)」へ。
まずバランタイン17年をストレートでもらうと、お通しはエリンギの酢の物。2杯目は季節のフルーツ、生のザクロを使ったジャックローズを作ってもらいます。
1時間ちょっとの滞在。お勘定は2,500円でした。どうもごちそうさま。
「アンカー」バランタイン17 / ザクロの実 / ジャックローズ
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