ソイの煮つけで菊正宗 … 魚料理「竹よし(たけよし)」(都立家政)
単身赴任先の呉にいるときは、「呉の地酒に瀬戸内海の魚」というパターンが多いのですが、都内の自宅に帰ってくると「灘(なだ)の清酒に北の魚」に引かれます。
今日は「竹よし」で、ソイの煮つけ(850円)をつつきながら、菊正宗の燗酒(350円)です。
ソイの正式な名称は、カサゴ目フサカサゴ科メバル属クロソイ。国内では東北・北海道方面で多くとれ、東日本では高級魚です。普通のメバルは瀬戸内海にも多いのですが、ソイは、私がよく行く呉の酒場では見かけたことがありません。
「竹よし」の店主は、横浜の魚屋さんの次男坊として生まれ、実家の魚屋を手伝ったあと、大阪の魚料理の店で修業して、ご自身の店を開いたので、東京あたりの魚も、大阪あたりの魚もよくご存知で、どちらで好まれるタイプも出してくれます。
たとえば夏には、“アナゴとハモの味くらべ”と称して、その両者を関東風、関西風の食べ方で楽しませてくれたり、東西高級魚の食べ比べをやったり。
「築地には日本中の魚が入るからうれしいねえ」と店主。たしかに。そこが築地のすばらしいところですよねぇ。
今日、「竹よし」に到着したのは午後9時ごろ。木曜日なので、「竹よし」シスターズの四女・直(なお)ちゃんが店主を手伝い、カウンターには常連さんたちが、テーブル席には毎日新聞東京夕刊の連載「酒に唄えば」でもおなじみの鈴木琢磨(すずき・たくま)さんが同僚の方とともにいらっしゃっていて、お久しぶりのご挨拶。
鈴木琢磨さんは、私が初めて出版した「酒場百選」の出版記念オフ会にもいらしていただいた他、「ひとり呑み - 大衆酒場の楽しみ」を出版した際には、ここ「竹よし」でインタビュー取材を受け、それを当時、鈴木琢磨さんが連載中だったコラム「今夜も赤ちょうちん」でご紹介いただいたのでした。
鈴木琢磨さんも、ご自宅がこの近くなので、ときどき「竹よし」にもいらっしゃっているんだそうです。
私はカウンターの奥のほうに座り、まずはアサヒスーパードライ中瓶(500円)と、刺身の“小”盛り合せ(650円)からスタート。通常は、普通の刺身盛り合せ(1,000円)がおすすめですが、ひとりでやってきて、「刺身以外にも何か食べたいな」というときは、“小”盛り合せの量が最適なのです。
そして、菊正宗に切り換えて、ソイ煮つけ。
閉店時刻の午後11時まで楽しんで、今日のお勘定は3,200円でした。どうもごちそうさま。
さぁて。帰り道に「ペルル」で1杯飲んで帰ろかな。
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