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牛のジンギスカン焼き … 「関白(かんぱく)」(呉)

牛バラのジンギスカン焼き


 週末の法事のために、かみさんが呉にやってきて、一緒に夕食に向かった先はジンギスカン焼きとテール鍋の「関白」です。

 かみさんは呉出身の呉っ子なので、私よりも呉のことはよく知っているのですが、残念ながらお酒は飲めないので、酒場のことはほとんど知らないのでした。

 「関白」での注文は、牛バラのジンギスカン焼き(1,200円)と、そのジンギスカン焼きができるのを待つまでのつまみとしてホルモン煮(500円)を注文して、エビス大瓶ビール(700円)を1本もらいます。

 ホルモン煮は、内臓肉各種をさっとゆがいたものを、ポン酢醤油でいただくスタイル。けっこうボリュームがあるのですが、あっさりとしているのでスッと食べられます。ちょっとだけ食べたいという場合には、ハーフサイズも注文可能です。

 ジンギスカン焼きもまた、この店独自のスタイル。北海道が起源のジンギスカン焼きとはまるで違うもので、羊の肉はありません。ジンギスカン鍋を使うという点だけが似ているのかな?!

 そのジンギスカン鍋を、コンロでカンカンに空焚きし、その傍らでフライパンで湯を沸かし、牛バラ肉をさっと茹でます。鍋に生のキャベツと玉ネギをたっぷりと盛り、その上に、茹でた牛バラ肉をのせたら、先細チューブに入った油をチューッとかけると、炎がドォーンと上がってできあがり。

 これをちょっと薄めの焼肉のタレといった感じの、少し甘みのあるタレでいただきます。

 ふたりでホルモン煮とジンギスカン焼きを食べると、もうけっこうお腹いっぱい。ちなみに、牛バラのジンギスカン焼きも、ハーフサイズの注文ができるので、ひとりの時はハーフのほうがいいかもしれません。

 「関白」を出て、2軒目は屋台の「一二三」へ。お腹もいっぱいなので、メザシ(450円)とナスの塩もみ(350円)を注文し、私は焼酎の水割り(400円)をもらいます。

 今は少し離れたところに住んでいる、かみさんのお父さんも、その昔、この近くに住んでいた頃は、よく「一二三」に通っていたんだそうです。

 最後に「一二三」のお母さん(女将)とお父さんが共同作業で作るキンチャク(150円)をもらって、お客さんも増えてきたところでお勘定。

 3軒目はバー「アンカー(ANCHOR)」です。

 私はアンカー・リバティ・エールを、かみさんはジンジャーエールみたいなソフトドリンクをもらって乾杯し、つまみにはホット・チリ・オリーブをもらいます。かみさんはデザート代わりに巨峰のフローズンカクテル(ノンアルコール)を作ってもらって、本日の飲み納めとしたのでした。どうもごちそうさま。

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「関白」ホルモン煮 / 「一二三」焼酎水割りとメザシ / ナスの塩もみ

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キンチャクは手作り / キンチャク / 「アンカー」にて

・「関白」の店情報前回

《平成23(2011)年11月11日(金)の記録》

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コメント

いつもありがとうございます。呉の方でもジンギスカン鍋があるとは知りませんでした。今度行った時は是非食べてみたいです。(前は、宮島には行きました)話は変わりますが、先日岩手県釜石市にある『呑ん兵衛横丁』が復活しました。大津波で横丁のお店が流されてしまったのですが、横丁でお店を出しているお歳を召した女将さんがリーダーとなって、横丁を復活させました。まだ一部の復活で仮設の店舗ですが、全部が開店するのもそう遠くない話であると聞いているので、こちらにいらした際には、是非お立ち寄りいただきまして、元気をつけていただければ幸いと存じます。併せて、この横丁復活にはなにより、浜田様や倉嶋編集長様、太田様などのお力添えがあったからこその復活だと思います。同じ東北地方に住む人間として、感謝を申し上げます。ありがとうございました。

最後に、寒い日が続きます。風邪などお召しにならないよう、ご自愛くださいませ。

投稿: 仙台・大越龍一郎 | 2011.12.26 03:41

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