ポーク・シャリアピン … 屋台「燻(くん)」(呉)
金曜日の今日、4軒目の酒場としてやってきたのは屋台の「燻」。そろそろ日付が変わろうという時間帯に注文したのは、コーヒー焼酎の湯割り(400円)に、つまみはポークステーキ・シャリアピンソース(600円)。この「えっ?! それって屋台のメニューなの?」というような組み合わせが「燻」ならではですねぇ。
いつもは冷たいまま飲むコーヒー焼酎を、今日は湯割りでもらってみたのですが、これもいい。でもアルコール飲料であることをほとんど感じないのは危ないなあ。特に、今日のように4軒目といったケースでやってくると、ほとんど食後のコーヒーとしか思えないくらい。気がつくと、がっつりと酔ってしまっているという飲み物ですね。
今日の1軒目は「三とり本通店」。例によって“ちょっと一杯セット”(1,500円)を燗酒で注文すると、今日の小鉢はエビと薩摩芋のサラダに、牛そぼろとブロッコリーの煮物。焼き鳥4本は、串カツ、梅じそささみ串、串焼き(たれ)、手羽先です。
今日は午後7時前に店に入ったので、女将さんのほかに、アルバイトの学生も二人入っています。カウンターがいっぱいだったので、その背後のテーブル席(4人卓)を、ぜいたくに一人で使わせてもらって飲んだのですが、アルバイトの学生二人が、横を通り過ぎるたびにちらりと確認して、チロリが空いてると「次を持ってきますか?」と気を効かせてくれるのが嬉しいですね。
焼き鳥も食べ終えて、今日は鶏のもつ鍋(530円)を追加。このメニューが実は前々から気になっていたのですが、注文したのは今日が初めて。ひとり用の鉄鍋で出されるもつ鍋は、鶏スープで、鶏もつ、豆腐、白菜、春菊、玉子などを煮たもので、味はついているのでそのままいただきます。この鶏もつの代わりに鶏肉が入ると、かしわ鍋(530円)になります。スープ豆腐(320円)は、鶏スープで豆腐を煮たもので、他の具材は入りません。
「三とり本通店」で1時間半ほど過ごして、お勘定は2,030円。2軒目はバー「ANCHOR(アンカー)」に入り、まずはアンカー・リバティエール(800円)をもらうと、お通し(チャージも含まれて500円)はポテトサラダです。
「ANCHOR」には生ビールは置いていなくて、ビールはアンカー社の3種類と、ギネス・スタウトの、それぞれ瓶ビールのみ。これをきれいに泡立てて注いでくれます。
今日は1軒目のスタートから燗酒だったので、この時点でいただくビール(エール)がおいしいですねぇ!
ビールの後は、ハイランド・シングルモルトウイスキー「クライヌリッシュ(CLYNELISH)14年」をストレートで。このウイスキーは、今月のサービス・ウイスキーなので、ふだんなら1杯が900円のところが500円とお得なのです。ただしひとり1杯まで。
3杯目はバーボン・ソーダ(バーボンの炭酸割り)を、メーカーズマーク(900円)で作ってもらいます。炭酸のシュワシュワ感が、特徴のあるバーボンの甘みと香りを、より感じさせてくれます。
2時間ほどゆっくりして「ANCHOR」のお勘定は2,700円。
夜も10時半を回ったので、ここらで屋台に繰り出します。まずはいつもの「一二三(いちにいさん)」へ。金曜日だけあって、「一二三」もお客がいっぱいで、この寒空の下、屋台の外側にも張り出して飲んでいる状況。そこは一人の気楽さで、お客さんたちにキュキュッと詰めてもらって屋台の中へと入ります。
「焼酎(いいちこ)の水割り(400円)と、おでん(各100円)は大根と平天(ひらてん)をお願いします。」
そのおでんをつつきながら、この屋台でよく合う常連さんたちと談笑のひととき。せまい空間なので、常連同士、すぐ知り合いになっちゃうんですよね。それがまた屋台の良さでもあります。
屋台の中、10人分くらいの空間は、ラーメンだけのお客さんもいるので、まるで呼吸をするように満席になったり、ガランと空いたりを繰り返すことが多いのですが、今日はズゥ~ッと満席状態。外で席が空くのを待ってる人もいるほどなので、私も1時間弱で切り上げて(お勘定は600円)、4軒目となる「燻」へと、屋台のハシゴをしたのでした。
「燻」の店主と話をしながら、ゆっくりと2時間ほどの滞在は、ちょうど1,000円でした。どうもごちそうさま。
ここから単身赴任社宅までは歩いて5分ほどなのがありがたいところです。時刻は午前1時半。さあ、そろそろ帰って寝ますか。
「三とり本通店」 / ちょっと一杯セット / セットの焼き鳥
もつ鍋(とり) / 「アンカー」リバティエール / お通しのポテトサラダ
クライヌリッシュ14年 / バーボンソーダ / 「一二三」おでん
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