天然めばるのから揚げ … 活魚・やき鳥「本家鳥好(ほんけとりよし)」(呉)
おかげさまで大好評!!
* めばるの味噌汁
* じゃこのから揚げ(塩・甘酢)
各500円
店主自ら釣り上げた天然の瀬戸内のめばるを使用。
水槽からあげてそのまま調理する当店おすすめの2品です。
談笑しながら から揚げ を。
最後の〆には 味噌汁 を。
ぜひ、この満足感を実感してください!
そんなメニューの文句に引かれて、今日も今日とてカキ刺身(1人前8個800円)、カキ天ぷら(1人前8個800円)、カキ串焼き(1人前2本400円)、カキ鍋(1人前800円)をいただいたあと、その「めばるの味噌汁」と「じゃこのから揚げ」を注文したのでした。
ここでの「じゃこ」は、チリメンジャコ(イワシ類の稚魚)のことではなくて、瀬戸内海で釣れる雑魚(じゃこ)のこと。ほとんどの場合は、体長10センチ程度の小さなメバルです。
この雑魚を、メニューの文言にあるとおり、注文を受けてから店内の生け簀(いけす)からすくい取って、調理してくれるのです。
から揚げは、雑魚3尾ほどをそのまま揚げたもの。活魚なので、揚げると胸びれがパッと開いて、できあがったから揚げは、その胸びれを使って立てることができます。活魚じゃなければ、こうはならないそうです。
味噌汁も、同じく生け簀からすくった雑魚3尾ほどを、そのままたっぷりの水で煮て、雑魚から出汁(だし)をとり、味が出たところで豆腐などの具材を加えて、味噌を溶いたらできあがり。平たい大きなお椀で、雑魚3尾ごと出してくれる、ボリュームたっぷりの味噌汁です。
小さいメバルだからこそよく味が出て、から揚げも骨まで全部食べることができるのです。
ちなみに、この店の生け簀で泳いでいる魚は、すべて店主・上瀬弘和(かみせ・ひろかず)さんが、自分で船を出して、自分で釣ってきたもの。
「お客さんに生で出すものは、なるべく人の手を介さないで仕入れる」
という信念のもと、魚は自分で釣り、カキは田原(音戸)のカキ打ち場まで出かけていって、直接仕入れてきます。この店主のこだわりがあるから、いつもおいしい魚介類を食べることができるんですね。
やぁ、おいしかった。どうもごちそうさま。ん? そう言えば、今日は鶏料理をひとつも食べなかったなぁ。焼き鳥屋なのに……。
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コメント
見るもの全ておいしそうです。めばるの唐揚げ食べたいですね。コリコリシャリシャリという食感でしょうか?
特筆すべきところは、キリンビール仙台工場で震災のあと初出荷となる、『2011岩手県遠野産、とれたてホップ一番搾り』
の画像が見えた時には感動しました。広島・呉の方面にも出ていたのですね!
遠野産ホップをたくさん使っているので、ホップの独特の苦みしかり、でもさわやかな喉ごしだったと思います。
前の記事のニッカウイスキー『宮城峡』も併せて、ありがとうございました。
すみません、仙台に住んでいるもので…
投稿: おおぽん | 2012.02.02 09:11