〔コラム〕 年末年始8日連続で1日1麺
12月29日、1週間の年末年始休暇は、広島駅在来線1番ホームの「駅うどん」で食べる天ぷらうどん(340円)から始まった。
その昔、寝台特急「あさかぜ」で東京から呉へと移動していたときは、朝7時に広島駅に到着するなり、ここの天ぷらうどんを食べるのが楽しみだったなぁ。うどんの汁は、首都圏と西日本エリアではまったく違う。四国出身の私にとって、ここのうどんは、むかし懐かしの味に近いのである。
2日目、12月30日は「竹よし」の納会の後に、博多ラーメン「ばりこて」で半ラーメン。同じ博多系のラーメンでも、「御天」の長浜ラーメンは、本物のとんこつラーメン好き以外は寄せ付けないほどの強烈なとんこつ臭があるが、それに比べるとここ「ばりこて」は、万人に愛されるとんこつスープだろう。
3日目、12月31日は自宅でゆっくりとくつろぎつつ遅めの午後に年越しそば。さらに夜、テレビを見ながら年越しうどん(鍋焼きうどん)も作ってもらった。そばとうどんのダブル年越し麺で、長く長く達者に暮らせることを祈りつつ、平成23年を終えたのであった。
新年あけて元日が、1週間の年末年始休暇のなか日となる4日目。すでに書いたとおり、阿佐ヶ谷「川名」での新年会から、中野の「おかやん」、「豊海」、そして高円寺の「旁」と回って、最後に中州屋台長浜ラーメン「健太」でさらに飲んだ後、長浜ラーメン(600円)で〆。ここのラーメンもまた、あまりクセのない、食べやすい系のとんこつラーメンである。
5日目の1月2日は、野方は「さぬき亭」で、手打ちの讃岐麺を使った、具だくさんの焼きうどん(650円)。これはつまみとしていただいた。酒の肴としても、〆の一品としてもいけるメニューなのだ。
6日目(1月3日)は、下井草の「御天」でラーメン(650円)。麺のゆで具合は一番硬いほうから2番目の“ハリガネ”。「御天」のラーメンは、前述のとおり強烈なとんこつ臭。いつもは生ニンニクも投入して、さらに強烈さを加えていただくのだが、同行のにっきーさん、ふぢもとさんのお二人が明日からお仕事ということもあって、生ニンニクはなし。それでもやっぱり強烈なのである。
年末年始休暇の最終日(7日目)、1月4日は鯉とうなぎの「まるます家」(赤羽)で昼酒を飲んだ後、東京駅新幹線ホームの立ち食いそば屋「グル麺」で、たぬき玉そば(430円)。この甘辛いツユと、ちょっと溶いた生卵がよく合うんだな。そして新幹線で広島へ。
仕事始めの1月5日(通算8日目)。1週間の休暇明けで、まだ食材も買えていないので、今日の朝食はチキンラーメン。これもまた時どき食べたい味なのである。
それにしても麺類は食べ飽きることがないなぁ。
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コメント
たしかに、毎日食べても飽きませんね。ちなみに私は、JR仙台駅2階の在来線中央改札口あたりにある「杜(もり)」という、立ち食いそば屋さんが好きでほとんど毎日通っていますね。改札口の外側からも内側からも行けます。
投稿: おおぽん | 2012.02.20 08:49