飲んで飲んでラーメン … 長浜ラーメン「御天(ごてん)」(下井草)
正月三日は、朝から年賀状の整理をして、午後は湯島天神で受験生の息子の合格祈願。明日(4日)は呉(広島県)に向かわないといけないので、今日中にいろんなことを済ませなくては。
そこへ、ピピッとメールは、地元の酒友・ふぢもとさんです。
「にっきーさんがハオに来ましたよ~」
ハオというのは、ふぢもとさんが毎日のように通い詰める、井荻(いおぎ)駅前の中華料理屋「好吃(はおちい)」のこと。一品料理の他に、麺類や丼物などもそろっていて、中華食堂風に食事のために利用する人も多い、大衆的なお店です。
現在、時刻は午後2時過ぎ。ふぢもとさんの2011年通算233本めの紹興酒ボトルが空き、これから2012年第1本めのボトルに突入するんだというから驚きです。
「ごめん。今、湯島天神にいるので後ほど」と返信。それにしても、元日、二日と一緒に呑んだのに、今日もまたお二人は一緒に呑んでるんですね。しかもこんな時間から! すっごぉ~いっ!
ちょうど帰宅した頃合いで、「御天に移りました」というメールが入ります。なんと! 長浜ラーメンの「御天」も今日から新年の営業を開始するんですね。「すぐに向かいます」と返信して、西武新宿線・下井草駅の近くにある「御天」へと急ぎます。
店に入ると、ドォ~ンとむせ返るような豚骨スープの強烈な香り。う~~ん、この香りが「御天」だ。豚骨好きにはたまらなくいい香りだし、豚骨嫌いにもこれまたたまらない悪臭でしょう。
(ちなみに「御天」で飲んで帰った日は、妻と大学生の娘は「クサッ!」と露骨に嫌な顔をし、高校生の息子は「おいしそう!」と目を輝かせます。)
にっきーさん、ふぢもとさんのお二人は、店の奥右手のテーブル席で、シークワサーサワー(400円)を飲みながら待っていてくれました。厨房の社長に、年始のごあいさつをして席につき、私もシークワサーサワーをもらって乾杯です。お二人はともに、明日(4日)から仕事なので、今日はあまり遅くなれないとのこと。それでも待っていていただいて感謝感謝です。
お二人とも、「好吃」でけっこう食べてきているものの、もうだいぶ前なので大丈夫とのことで、まずいただいた“せん菜(さい)炒め”(550円)は、“せん菜”という細いモヤシを、細く切ったチャーシューと一緒に炒めて、刻みネギをトッピングしたもの。ごく簡単なこの料理なのに、シャキシャキとした食感と、チャーシューから出てくる旨味がクセになる一品です。ここに来たら必ずと言っていいくらい、このせん菜炒めを注文しているのでした。
ざく切りキャベツ(200円)は、学生時代を過ごした博多では、焼き鳥屋に行くとお通しのように出されていた品。柑橘系のタレで、焼き鳥の合いの手にもちょうどいいし、無料でおかわり自由という店が多かったのです。学生時代は、よくこのキャベツを食べたよなぁ。
博多鉄鍋餃子は2人前が960円で、3人前なら1,400円。今日は2人前をいただきます。
そして最後はやっぱり、ハリガネのラーメン(650円)で〆。ハリガネというのは麺のゆで加減のことで、この店では硬いほうから順に、粉おとし、ハリガネ、バリカタ、ノーマル、ヤワメン、バリヤワという6段階のゆで加減が選べます。ノーマルが、普通の店の「硬め」と同じくらいです。
ここ「御天」では、通常はラーメンは700円なのですが、デフレを反映したのかメニューでは「ラーメン類は50円引き」とのことでした。「御天」の店情報には、50円引き後の価格を表記しています。
明日からの仕事などにそなえて、午後9時前にはお開き。
この年末年始休暇、にっきーさんとふぢもとさんをには毎日のようにお世話になり、本当にありがとうございました。今年もチョコチョコ帰京しますので、ぜひまたよろしくお願いいたします。
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