南欧料理を食べたあと … おでん「魚菜や(ぎょさいや)」(呉)
東京からワインの好きなMさん、Yさんが呉にやってきて、仕事が終わってから「ニース食堂」で懇親会です。「ニース食堂」は、南欧(南フランス)の料理とワインが売りの店。私自身はこの店に来るのは初めてです。
まずは生ビールをもらって乾杯すると、ワインと料理は、その辺の事情に詳しいMさんが注文してくれます。
最初の肴は鯛のカルパッチョ。昨夜に続いての鯛でしたが、こうやってカルパッチョにしても、瀬戸内でとれた鯛はやっぱりうまいですねぇ。
続いてはキノコの温野菜。Mさんが選んでくれたワイン(白1本、赤2本)を飲みながら、ステーキ、ピザ、そして最後にスパゲティ(ナポリタン)からデザートへと一気になだれ込みます。南欧料理のメニュー構成は、イタリアンに似てるんですね。
Mさん、Yさんのお二人は、明日の早朝の飛行機に備えて、今日は広島泊まりなんだそうで、8時20分ごろに呉を出発する高速バス(クレアライン)で広島へと向かわれました。
お二人を見送って、まだちょっと飲み足りないのでバーに行くか、小料理に行くか、屋台に行くか。迷いつつ屋台の前を通過し、結局、中通にもどって「魚菜や」へ。
午後8時40分の「魚菜や」は先客なし。というか、この店は午後10時に閉店なので、あと1時間ちょっと。お客さんたちも、すでに引けた後なんですね。
音戸の地酒「華鳩(はなはと)」を燗でお願いして、錫(すず)のチロリを燗づけ器に入れる前に、燗を待つ間のお酒として、冷たいままの華鳩をチロリからお猪口に1杯もらいます。
すぐに出される今日のお通しはエノキの酢の物。このエノキをつまみに、1杯の冷酒を舐めるように飲みつつ、燗がつくのを待ちます。
燗がついたところで、おでんのロールキャベツ(関西風ダシ)と、女将おすすめの牛スジ(関東風ダシ)をもらいます。
女将さんから、この店の常連さんたちの近況を聞きながら、おでんと燗酒をちびりちびり。
燗酒が空いたところで、次は仁方(にがた)の「宝剣(ほうけん)」を冷酒でもらって、つまみには、目の前の大皿に盛られているブロッコリーのサラダを取り分けてもらいます。
宝剣を飲み終わったところで閉店時刻になり、お勘定は2千円でした。どうもごちそうさま。
「ニース食堂」ステーキ / チーズ盛り合わせ / エスカルゴ
「魚菜や」エノキの酢の物 / 牛スジとロールキャベツ / ブロッコリーのサラダ
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