野毛初の神戸スタイル … バー「野毛ハイボール(のげはいぼおる)」(桜木町)など
飲み仲間であり、飲み歩きブログ仲間でもあるハルさんが、野毛にハイボールバーを開業したのは昨年末のこと。早く行ってみなきゃと思いながらも、なかなか横浜に出る機会がなく、開店4か月を過ぎた今日になって、はじめて伺うことができました。
場所は「ホッピー仙人」と同じく、都橋商店街の2階にあります。
銀座の人気バー「ロックフィッシュ」の常連さんでもあったハルさんが開いたお店だけあって、野毛ではじめて関西風ハイボール(店の公式サイトには“コウベスタイルのハイボール”と書かれています)が目玉のお店になっています。
この関西風ハイボールは、神戸や京都のサンボア・バーに端を発した、氷のないハイボールのことで、ここ「野毛ハイボール」では、キンキンに冷やしたウイスキー、ソーダ、そしてグラスで作り、レモンピールで仕上げてくれます。
「野毛ハイボール」という銘の入った専用グラスは、銀座「ロックフィッシュ」とほぼ同じ形のもの。グラスの下の部分にカットがあるのは、そのカットのところまでウイスキーを入れると、ちょうどいい濃さのハイボールになるという目安にもなっているんだそうです。このハイボールが1杯700円。お通し(サービス)には落花生が出されます。
「普段はフェイマス・グラウスのハイボールをお出ししてるんですが、今日はそのフェイマス・グラウスが切れていて、カティーサークで出させてもらいます」とハルさん。
今日の軒目は、野毛の入口にある立ち飲みの「福田フライ」。店頭の一角に立って、大瓶ビール(600円)に、アジ(150円)とカボチャ(140円)をソースでもらって890円。おばちゃんとちょっとお話をして、ノブさん(息子さん)にも遠くから挨拶をして店を離れ、2軒目は「ホッピー仙人」。今日はサーバーはなくて瓶の白・黒のみ(各500円)。瓶白を注文すると、今日も左どなりに座っている、常連のたけ~ださんが以前北海道から買ってきてくれたというポケットボトルの焼酎(サッポロ・ソフト)で、ホッピーを作ってくれました。どんどんお客さんも増えてきたので、ホッピー1杯(500円)で店を出て次へ。
大岡川を上流にのぼり、3軒目は中華「第一亭」。紹興酒のW(650円)を燗で注文すると、2合ボトルの紹興酒を出してくれました。
ホルモン炒め(600円)を注文すると、今日は弟さんが作ってくれます。ドォ~ンと上がる炎が豪快だなぁ。そして生腸の弾力感がたまらない。
続いてレバニラ炒め(600円)を注文すると、こちらはお姉さんがチャチャッと小気味よく作ってくれます。どうですか! このレバーのプリップリ感! ものすごく鮮度がいいレバーでないと、この食感はでない。レバニラ炒めはこうでなくっちゃ!
「第一亭」や、東京のもつ焼き屋などでレバー(豚)を食べ慣れてる人は、こういうレバーが普通だと思ってるんでしょうが、実はなかなか食べることができないんですよ! こんなプリプリの新鮮レバー。よその土地に行ってみると、そのことがよくわかります。
「第一亭」のお勘定は1,850円。そして4軒目として、ここ「野毛ハイボール」にやってきたのでした。初回の今日はハイボール1杯だけで、お勘定は700円。
都橋商店街の階段を下りて、5軒目としてバー「日の出理容院」に向かうと、その道すがら、「ヌビチノ(El Nubichinom)」の店主・カジさんとばったり! カジさんも一緒に「日の出理容院」に来てくださいました。生ビールやタンカレーのハイボールをいただいて、キャッシュ・オン・デリバリーの支払総額は1,600円。長い長い野毛の夜を終えたのでした。
「福田フライ」 / 「ホッピー仙人」 / 「第一亭」ホルモン炒め
「第一亭」レバニラ炒め / 「野毛ハイボール」 / 店主・ハルさん
・「福田フライ」(前回) / 「ホッピー仙人」(前回) / 「第一亭」(前回) / 「野毛ハイボール」 / 「日の出理容院」(前回)
| 固定リンク
コメント
先日はお忙しい所、野毛ハイボールへお寄りいただき誠に有難うございました。また野毛へお越しの節にはまた遊びに来てください。
投稿: 野毛ハイボール店主ハル | 2012.05.03 00:54