ファイト一発入ります … 立ち飲み「パニパニ」(中野)
「こどもの日」ながら、我が家の子供たち(ともに大学生)はどっかに遊びに行ってていないので、カミサンと二人で夕食を食べに出ることにしました。うちのカミサンはお酒が一滴も飲めないので、お酒が飲めない人でも大丈夫な店を選ばないといけません。
せっかくなので、カミサンは行ったことがない店に行ってみようと、まず向かったのは、荻窪にあるうなぎ料理の人気店、「川勢」です。通常は日曜定休なのですが、ゴールデンウイークはどうかな? とちょっと心配しながら向かったのですが、不安は的中。残念ながら今日はお休みでした。
阿佐ヶ谷の焼き鳥「川名」は開いているのですが、ここにはカミサンも何度か行ったことがあるのでパスして、中野へと出ます。
中野では「川勢」の店主の修業先でもある、うなぎ串焼きの「川二郎」(こちらも通常は日曜定休)をのぞいてみますが、こちらも今日はお休み。そのすぐ近くにあるジンギスカンの「神居古潭」はまだ開店準備中(18:00が開店時刻)です。
「う~む」と次なる候補店をちょっと考えて、「よしっ」と向かったのは昨夜も行った、立ち飲みの「パニパニ」です。
「パニパニ」は、中野の誇る名立ち飲み店の1軒。商店街の会長さんも務めている店主ご夫妻が切り盛りしているし、もともと中華の料理人だったという店主の料理も美味しいので、まったく飲めないうちのカミサンもきっと大丈夫なはず! しかも、まだ早い時間だから、酔客もそれほど多くないだろう。そう思って向かったのでした。
予想どおり、午後6時の「パニパニ」は先客はおひとり。
まずまっ先に「ソフトドリンクはありましたっけ?」と聞いてみると、「サワーにできるものは、ほぼ全部、ソフトドリンクとしてお出しできますよ」とのこと。それはすごい。ここのサワーは、レモンサワー、梅サワー、パニパニサワー、ファイト一発サワー、ウーロンハイ、緑茶ハイ、アールグレイハイなどなどと幅広いですもんね。
私はパニパニサワー(シークヮーサー入り、360円)を、カミサンはアールグレイ(冷たい紅茶)をもらって乾杯すると、今日のお通しはガーリックトーストです。
ここの料理メニューは、黒板に手書きされています。今日のメニューは、自家製・皮から手作り焼きギョーザ(3個250円、4個330円)、沖縄産ゴーヤのおひたし(250円)、セロリ漬け(250円)、新しょうが甘酢漬(250円)、おつまみ茄子カレー(250円)、パン(100円)、パニパニトースト(290円)、モッツァレラとPトマトのカプレーゼ(320円)、えびとアボカドの和風あえ(290円)、おかかチーズ(290円)、カルシウムたっぷり・揚げ高野豆腐の含め煮(290円)、鶏手羽のうま辛煮(1本120円、注文は2本より)、やりいかのガーリックソテー(320円)、ラビオリ(320円)、豚ロースの味噌漬焼き(350円)、フィッシュ and チップス(380円)、舞茸の肉巻きアンチョビソース(320円)、タマゴと木くらげ炒め(380円)、チャーハン(490円)の20品ほど。いつもこれくらいですね。
そんな中から、名物・焼き餃子(4個330円)と、舞茸の肉巻きアンチョビソース(320円)、えびとアボカドの和風あえ(290円)、おかかチーズ(290円)を注文。焼き餃子や、えびとアボカドの和風あえは、この店の定番の品と言ってもいい料理です。
ここ「パニパニ」は平成18(2006)年7月の創業。もうちょっとで創業6周年という若い店ながら、創業してすぐから人気店になり、その状態が今までずっと続いているのです。
飲み物のおかわりとして、ファイト一発サワー(390円)をもらうと、「ファイト一発入りま~す!」と元気よく健康ドリンク剤を注入してくれます。ドリンク剤そのものもいいのですが、この「ファイト一発入りま~す!」という明るい声がまたいいんですよねぇ。本当にファイトがわいてきます!
料理の方は、タマゴと木くらげ炒め(380円)と、昨日もいただいたパニパニトースト(290円)を追加注文します。パニパニトーストは、スライスしたフランスパンの上に、チーズとマヨネーズ、エビをのせてトーストしたもの。3枚で1人前です。
こういう料理を少量ずつ作るのって、手間もかかるし大変だと思うのですが、店主夫妻はそれを厭(いと)わず、一品一品、ていねいに仕上げていきます。この姿勢に、お客さんたちも引かれるんでしょうね。味ももちろんいいですけど。
最後にパニ茶割りもいただいて、1時間半ほどの滞在は二人で3,900円。カミサンにとって、人生初の立ち飲み屋だったようです。どうもごちそうさま!
お通しとパニパニサワー、アールグレイ / 焼き餃子 / 舞茸の肉巻きアンチョビソース
メニュー黒板 / えびとアボカドの和風あえ / おかかチーズ
| 固定リンク | 1
コメント