もつ焼きで大切なのは … やきとん「たつや」(沼袋)
「まるます家」を出て赤羽駅東口から、高円寺駅北口行きの路線バスに乗ること約30分。野方(のがた)に到着します。
このバスは赤羽始発なので、まず間違いなく座れて、運賃も210円と安い。しかもほとんどの区間が大通り(環七通り)なので、乗り心地もいい。さらには、酔いにまかせて、ぐっすりと寝いってしまった場合でも、終点が高円寺なので、それほど遠くなく、しかも必ず起こしてもらえるということで、いいことづくめの路線なのです。
野方のバス停から少し歩いて、今日の4軒目は沼袋「たつや」です。1軒目の「宇ち多゛」で、もつ焼きが売り切れてたので、ここでその思いを果たそうという考えです。
入口を入ってすぐの、店主がいる焼き台近くに座り、クエン酸サワー(380円)に、追加のもろみ酢(100円)をもらって、焼き物は、れば、てっぽう、はらみを1本ずつ(各100円)、自慢の味噌焼きでお願いします。
冷めてもおいしい味噌焼きの発祥は、埼玉は蕨(わらび)の「喜よし」。そこで修業をした秋元さんが野方に「秋元屋」を開き、その「秋元屋」で修業した藤井さんが、沼袋「たつや」を開き、ということで「喜よし」の大将から見ると、ここ「たつや」の店主・藤井さんは孫弟子にあたります。
もつ焼きで大切なのは、「仕入れ」と「仕込み」と「焼き」だろうと思います。
最近、東京以外でも豚のもつ焼きが食べられる店が出てきましたが、これら三拍子がすべてそろった店は、なかなか見当たりません。特に「焼き」がむずかしいようですね。
びっくりするような素晴らしいもつ焼きを、いつでも食べることができるということのありがたさ。東京の人たちは、もっと認識したほうがいいかもしれませんよ!
他にも何本かのもつ焼きをいただいて、1時間半ほどの滞在。今日のお勘定は1,740円でした。どうもごちそうさま。
もろみ酢とクエン酸サワー / れば(味噌) / てっぽう、はらみ(味噌)
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