呉酒場さんぽ〆の1軒 … バー「アンカー(ANCHOR)」(呉)
「のぶ」を出たところで午前0時半。店の前で解散して、倉嶋編集長を今日の宿へと送っていきつつ、最後にもう1軒と、今日の4軒めとなる「BAR ANCHOR」に入ります。
この店を一人で切り盛りする森貞慶章さんは、30歳という若さながら、すでにベテランの風格で、とても居心地がいいのです。
料理屋は料理が主で、酒は従。居酒屋は料理と酒がちょうどいいバランスなのに対して、バーの主役はあくまでも酒。まず第1に酒があって、会話や料理がその後に続きます。
今日の主役。倉嶋編集長はブラッディ・マリーを、私はジン・トニックを選びます。
こうして一緒に注文すると、同時進行でカクテル作りを進めていって、最後はほぼ同時に、でもちょっとだけレディーファーストで出してくれるのが、なんとも心憎いですね。
主役が出たら、次は会話。カウンターでの会話は、ひとりで静かに飲んでいるお客にとっても格好の酒の肴。ここで小粋な会話ができるとすばらしいのですが、たいていは酒場での失敗談になってしまうのがくやしいなあ。
倉嶋さんの2杯めはレッド・アイ。1杯めのブラッディ・マリーがウォッカ+トマトジュースだったのに対して、2杯めのレッド・アイはビール+トマトジュース。今夜はトマトジュースで攻めているようです。
私の2杯めはアードベッグのストレート。最後の1杯は、アードベッグかマティーニで、ガツンと強烈に締めるのが好きなのです。
東京で飲んでるときは、帰り道が気になったりするのですが、今日は、倉嶋編集長の宿も、私の社宅も、ここから徒歩2分ほど。しかも同じ方向なので、とっても安心。
ひとつ問題なのは、呉には倉嶋さんが大好きな、夜中でも開いてるハンバーガー店があまりなくて、「富士そば」にいたっては1軒もないこと。この点だけを心配しつつ、「倉嶋編集長と行く呉酒場さんぽ」、全4軒を、無事にまわり終えたのでした。
遠くまでお越しいただき、本当にありがとうございました。またの来呉を、心からお待ちしております。>倉嶋さん
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コメント
とっても楽しい呉酒場さんぽ。ありがとうございました! どのお店も実に酔い時間でした。お忙しいところに、お心配りくださいまして、感謝多謝です。
投稿: 倉嶋 | 2012.08.03 09:05
こちらこそ、お忙しい中、呉まで足をのばしていただきましてありがとうございました。
東京で、呉で、またご一緒させていただけることを楽しみにしております!
投稿: 浜田信郎 | 2012.08.04 09:50