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ずっしりとがんもどき … おでん「魚菜や(ぎょさいや)」(呉)

がんもどき、玉子


 毎月19日は「魚菜や」の“トークの日”。

 もともとは一部の常連さんが、「19日に集まって一緒に飲もう」と始めたものだそうなのですが、それがしばらく続くうちに、店の恒例行事として定着してきたんだそうです。

 そのトークの日には、まずお決まりの料理セットが出されたあと、おでんや大皿料理などが食べ放題、飲み物も飲み放題となります。

 今日の料理セットとして出されたのは、メンパチの唐揚げ、ヨリエビ、タコ酢物、小イワシ刺身などなどの、瀬戸内海の魚介類。

 そして奥の厨房から出されたのは、揚げたて熱々のアジフライです。

 このアジももちろん、地元・瀬戸内産。

 アジやサバなどの大衆魚の味(旨み)が濃いのが、瀬戸内海の魚介類の大きな特長。そしてこの濃厚な旨みに、日本酒が、特に呉の地酒がとてもよく合うのです。

 それにしてもこのアジフライ。肉厚で、身がふんわりとやわらかいのもいいですね。

 ひとしきりセットを食べ終えると、自分の好きな料理を注文します。

 今日のメニューに並んでいるのは、めざし、新ジャガと牛スジの煮込み、すき焼き風 白菜の煮物、いわしのつみれなど。

 関西風と関東風の味付けが選べるおでんは、アキレス、ロールキャベツ、じゃが芋、玉子、厚揚げ、昆布、ウインナー、ごぼう天、はんぺん、こんにゃく、大根、がんす、がんもどき、つみれといった品々です。

 まずは一品料理(おでんじゃないほう)の、いわしのつみれをいただきます。

 飲み物は、最初の生ビールから始まって、宝剣(仁方)、華鳩(音戸)、そして白鴻(安浦)へと、呉の地酒リレーです。

 最後に前割りの黒霧島(芋焼酎)と、おでんの玉子とがんもどきをもらうと、このがんもどきの具が多いこと。特に大豆がたっぷりと入っているのがいいですね。

 今回も満腹になって、トークの日を終えたのでした。どうもごちそうさま。

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「魚菜や」の暖簾 / お通し / たこ酢物

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小いわし刺身 / アジフライ / いわしのつみれ

店情報前回

《平成24(2012)年7月19日(木)の記録》

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» 瀬戸内名物タコ天ぷら … おでん「魚菜や(ぎょさいや)」(呉)他 [居酒屋礼賛]
 タコの天ぷら、食べたことがありますか?  呉や松山など、瀬戸内海沿岸の町々では、ごく当たり前の料理だと思うのですが、東京方面からお客さんが来られたときに注文すると、ほとんどのみなさんが、「へぇ~っ!」と珍しがって、喜んでくれます。  天つゆで食べる店もありますが、藻塩(もしお)で食べたり、塩胡椒をちょいと付けて食べたりするお店がおおいかな。家庭の料理としても、タコの天ぷらは普通に出されます。  ... [続きを読む]

受信: 2012.10.30 20:25

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