あれ?鈴木琢磨さん! … 手料理「一歩(いっぽ)」(高田馬場)
「さあ、次へ向かいましょう!」
そう言いながら、ホピオシリーズ制作のみなさんたちと4人で、さかえ通りを高田馬場駅方面へ。早稲田通りに抜けたところでバッタリと出会ったのは毎日新聞編集委員の鈴木琢磨
(すずき・たくま)さんです。
「あっ! ごぶさたしています。」
「あれぇ。何してんのこんなところで。」
「いやぁ、これから二次会に行こうかと…」
「この近くにええ店がありますんや。行きましょ行きましょ、みなさんもご一緒に!」
大都会・東京の片すみで、たまにこんなことがあるからおもしろい。遠慮なくみんなでついていくことにします。
早稲田通りから右に折れて急な坂道を下り、小さな路地に入っていくと、その左手にあるのが琢磨さんお気に入りの手料理「一歩」。伊勢(志摩市)出身の女将が、伊勢料理などの手づくり料理を出してくれるんだそうです。
直線カウンターにいたご常連さんたちお二人が奥のテーブル席に移動してくれて、我われはカウンター席に並んで座ります。
ホワイトボードに手書きされた『本日のメニュー』から、とうがん鶏ミンチあんかけ(600円)、いかセロリキュウリ甘酢(650円)や、大皿に並ぶ料理をもらって、飲み物は琢磨さんのキープ焼酎を水割りでいただきます。
この店のことが琢磨さんの毎日新聞夕刊連載「今夜も赤ちょうちん」で紹介されたのは今から5年前、2007年4月10日のこと。
『おかみさんは三重の人である。下戸なのに酒飲みのツボはちゃんと心得ている。大皿の煮物は外れがない。うれしいのは伊勢志摩の味。冬場なら的矢ガキあれこれ、これからはカツオを使った手こねずし。(中略)しこたま飲んだ締めの伊勢うどんもいい。』
というのがその記事の一部。ひとりで来ても居心地がよさそうなお店です。
いい店をご紹介いただき、本当にありがとうございました。>鈴木琢磨さん
とうがん鶏ミンチあんかけ / 茄子とピーマンの煮物 / いかセロリキュウリ甘酢
伊勢の「菜みそ」。酒にも合うし、ご飯にも合いそう! / のれん / 電灯看板
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