東京に着くともつ焼き … もつ焼き「ホルモン」(沼袋)
呉(広島県)を午後1時前に出発すると、西武新宿線・沼袋駅に到着するのは午後7時前。もつ焼き「ホルモン」に入ります。
呉をはじめとする地方都市で、ほとんど見かけないのが、豚の内臓肉の串焼きなどを食べさせてくれる“もつ焼き屋”。
だから東京に帰ってくると、まずまっ先に行きたいのが、もつ焼き屋なのです。
焼き台を挟んで平行に伸びる2列カウンターの一角に陣取って、サッポロラガービール大瓶(500円)とお新香(110円)をもらい、レバ、アブラ、ヒモ、テッポウ(各110円)のタレ焼きを注文します。
アブラはヒモ(腸)のまわりに付いた脂肪の部分。プルンとしたやわらかさと、脂肪ならではの甘みが特徴で、タレ焼きでも塩焼きでもおいしい一品。テッポウは直腸です。
平成24年7月から、生食用の牛レバの販売・提供が禁止されたので、多くのもつ焼き屋でも、豚レバの生やレアでの提供を自粛中。何かあったときに、すぐに「では豚レバも」という話になりかねないからだそうです。
今回の禁止は牛レバだけで、豚や鶏の生レバは大丈夫と思っていたのに、残念ながら、そういうわけにもいかないようですね。
「商品にして売るほどはないから」と出してくれたのは、卵付きのコブクロ、ハツ下、タン下の3本。それぞれコブクロ、ハツ、タンの親戚的な部位ながら、ちょっとの違いで食感や味わいが大きく異なるのがおもしろい。
さらに焼酎(230円)を梅割りでもらって、カシラ、ナンコツ、オッパイ(各110円)を塩焼きで追加。カシラは豚の頭部の肉。ナンコツは食道軟骨とその周辺の肉、オッパイはその名のとおり豚の乳房です。
それぞれの部位に、それぞれの部位ならではの食感(弾力感)や旨み、香りがあるのが、もつ焼きのいいところなんですよねぇ。
1時間ちょっとのもつ焼きタイム。お勘定は1,610円でした。どうもごちそうさま。
「ホルモン」 / ビールとお新香 / 卵付きコブクロ、ハツ下、タン下(塩焼き)
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