廣島呉藩・新橋浪人店 … 立ち呑み「脱藩酒亭(だっぱんしゅてい)」(新橋)
今日の2軒目は、夏休み前から『この夏休み中に、ぜひ行ってみよう』と心に決めていた、新橋の立ち飲み屋、「脱藩酒亭」です。
「脱藩酒亭」は、酒王「千福」で知られる呉市の三宅酒造が新橋に、2011年1月に開店した立ち飲み店。正式には「廣島呉藩 立ち呑み 脱藩酒亭 新橋浪人店」という長い名称。
一度行ってみなければ、と思いながら、なかなか新橋に出かける機会がないまま、1年半がたってしまったのでした。
店は烏森神社の参道を抜け、階段の左側の路地を左に折れた先にありました。
小さな店内は、両側の壁際と奥に立ち飲みカウンターがある、逆コの字タイプ(コの字の内側が立ち飲みスペース)。一番奥が小さな厨房になっているようです。
そのカウンターの一角に立ち、まずはハートランドビール(450円)から始めます。
店内には先客が3人ほど。その3人は呉出身で東京在住の人の様子。六日ぶりくらいに聞く呉弁が、なんだかとても懐かしい感じ。
ビールを飲み干したところで、「千福・夏にごり」(1合400円)と、つまみにはタコのさしみ(450円)をもらいます。
仕事を終えた男前H氏や、先ほど銀座「ロックフィッシュ」を出るころに、入れ替わりで入ってこられたゆりちゃんと、ライターで小岩「野暮酒場」の店主でもあ田之上信(たのうえ・まこと)さんのお二人も、来てくれて合流。
東京の呉酒場は、もっと『呉だぞ!』ということを前面に打ち出した酒場かと思いきや、意外と普通でちょっと拍子抜け。つまみに“がんす”(300円)があるのと、カウンター上の調味料として、呉産の激辛ペッパーソース「荒くれモン」があるのが呉らしいところかな。鶏皮のみそ煮とか、スープ豆腐、鯛のあら煮なんかを置いてくれると、とってもうれしいんだけどなぁ。
でも最後にいただいた大吟醸酒「王者」(700円)は、すごくおいしかったです。
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コメント
ここ、行ってみたいと思っていたんです!
先日お世話になった呉の夜を思い出しに、近々行ってみます。あんまり呉呉してないようですが(笑)
投稿: uchidaholic | 2012.09.10 22:37