築地「ねこ屋」から神保町「兵六(ひょうろく)」へ
銀座「ロックフィッシュ」、新橋「脱藩酒亭」と飲みすすみ、今日の3軒目は、酒友・H氏とともに築地「ねこ屋」です。
「ねこ屋」の創業は平成20(2008)年3月。その翌年に現在の場所に移転し、今に至っています。半地下の店内は、入口すぐのところにテーブル席(1卓5席)があり、その奥に10席分のL字カウンターがある造り。女将・市川真理さんが一人で切り盛りされています。
女将は看護婦さんでもあり、自らも酒場ファン。「ねこ屋」を開店する前は、一緒に飲み歩きをさせていただいたこともありました。
もともと料理好きだったこともあり、「ねこ屋」は女将の手作り料理と、日本各地の地酒が楽しめるお店になっています。
現在は女将のご都合により、水・木・金だけの営業(18時~23時30分)となっていますので、ご注意ください。満席状態が続く人気店ですので、電話で状況を確認してから向かうことをおすすめします。
4軒目は神保町に移動して「兵六」です。
「兵六」は昭和23(1948)年創業の老舗酒場。創業者・平山一郎氏は鹿児島出身で、創業したときから、焼酎を前面に押し出した酒場だったというから驚きます。
一.清酒は地酒の二級酒に限り特級や一級酒は絶対に置かぬ事。
一.洋酒、泡盛等は御遠慮申上げる事。
一.日本の代表的な酒である蒸留酒の焼酎を皆に再評価して頂く様大いに宣伝する事。
これが、平山一郎氏が定めた3条項です。
今でこそ、全国各地で愛飲されている焼酎ですが、当時の焼酎はかなりクセもあったので、好き嫌いが激しかったでしょうねぇ。
今日も芋焼酎「薩摩無双」(650円)を湯割りでもらい、お新香を肴にいただきます。
冷房も扇風機も電話もなしというのが「兵六」の大きな特徴だったのですが、このところのあまりの猛暑に耐えかねて、ついにエアコンを導入されたそうです。
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