呑兵衛達の最終集結地 … 居酒屋「満月(まんげつ)」(鷺ノ宮)
新宿西口思い出横丁の地下にあるバー「みのる」を出て、西武新宿線・鷺ノ宮(さぎのみや)駅に到着したのは午後11時過ぎ。
う~む、微妙。「ペルル」は先代の時代から、閉店時刻の11時半になると必ず閉店することになっているので、あと20分ほどしかありません。しかしながら、ここまで来たので顔は出しておきたいなぁ。
「こんばんは。もう終わりですよね。」
と「ペルル」の扉を開けると、店内はすでに片づけを始めている様子。
「このあと『満月』に向かいますから。」
と大常連のDさん。
「わかりました。先に行ってますね。」
「満月」は10人も入れば満席になるカウンター中心の小さな居酒屋。夜遅くまで(午前2時ごろまで?)開いているので、地元の呑兵衛(のんべえ)たちの最終集結地点として、毎晩、にぎわっているのでした。
午後5時の開店から10時ごろまでは店主夫妻が切り盛りし、10時以降ラストまでは息子で二代目の、あきら君が切り盛りします。
こんなに小さな店ながら、実はとなりの店(ラーメン屋だったらしい)も吸収合併して大きくなった「満月」は、今でも店の両側に入口があって、店内の様子は、ざっというと漢字の「四」のような感じ。(上の辺の、左右に入口があり、下が厨房スペースです。)
座るとまず飲み物を注文します。ビールや日本酒、ワインなどももちろんありますが、深夜の常連さんたちに人気が高いのは酎ハイです。酎ハイはいずれも1杯300円で、レモン、グレープフルーツなどの定番の他、シークヮーサー、すもも、梅、青りんご、梅しそ、コーヒーなどなどが選べます。
料理はカウンター上段に並ぶ大皿の中から選びますが、それ以外にも注文を受けてから作ってくれる料理も短冊メニューに並びます。
Dさんたちとも無事に合流して、午前1時40分ごろまで「満月」を堪能したのでした。
マカロニサラダ、チョリソ / 厚揚げ野菜炒め / 梅しそサワー
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