西瓜のソルティドッグ … バー「アンカー(ANCHOR)」(呉)
「スイカのカクテルは、どこにも負けない自信があります」
オーナーバーテンダーで、「BAR ANCHOR」を一人で切り盛りされている森貞慶章(もりさだ・よしあき)さんがそう話してくれるとおり、この店のスイカのカクテル(1,000円)は、本物のスイカよりもスイカらしい。
注文を受けて山陰産のスイカを切り分け、それを大きめのシェイカーに入れて、すりこ木で押しつぶしていきます。
「どの程度、スイカの繊維を残すかということが重要です。繊維がなくなるほどつぶしてしまうと、スイカらしさがなくなって、ただの砂糖水になってしまいます」と森貞さん。
これにかなり大量のウォッカを入れて、スイカのソルティドッグに仕上げていきます。
出してくれるグラスの縁(ふち)には塩をつけて、スノースタイルにするのですが、その塩をつけるためにグラスの縁を濡らすのも、実を取ったスイカの皮の部分(といっても赤い実もけっこう残っている状態)を使います。こんなところにも、森貞さんのスイカのソルティドッグに対するこだわりを感じますね。
今日は仕事仲間たちと6人で、小鍋立て「五鉄」でひとしきり飲んだ後、二次会として「BAR ANCHOR」にやってきました。
というか、「五鉄」で飲んでいるときに、
「BAR ANCHORのスイカのソルティドッグが、スイカよりもスイカらしくてとてもうまい」
という話題が出て、
「それじゃあ二次会で行ってみましょうか」
と話が決まったのでした。
そんなわけで、「BAR ANCHOR」に入るなり、
「スイカのカクテルを6つ、お願いします」
と注文し、6人全員で、スイカのソルティドッグをもらって乾杯です。
チャーム(お通し、ひとり500円)には、チーズやミックスナッツなどの盛り合わせ。
軽く1時間ほどの滞在。お勘定は6人で9千円でした。どうもごちそうさま!
ていねいにスイカをつぶす店主 / スイカのソルティドッグ / チャーム(お通し)
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