沼袋たつや店主夫妻と … 「のぶ」「富士さん」「どん底」「BAR ANCHOR」(呉)
沼袋「たつや」の店主夫妻(たっつんさん、まるたんさん)と巡る呉酒場。午後8時に、1軒目の「關白」を出て、すでに閉店して片付け中の「オオムラ亜」で、生ビールサーバーをちらりと見せていただいてから、お好み焼きの「のぶ」へ。せっかく広島に来てもらったので、カウンター全体が鉄板でできているお店も見ていただこうという考えです。
ただし、明日の昼、お好み焼きを食べる予定が入っているので、今日はトロロ焼きと、焼きむすびのみでサッと済ませて、3軒目は屋台の「富士さん」です。屋台もまた、呉の、昔ながらの酒場文化ですもんね。
ここでは焼酎水割り(400円)を飲みながら、おでん(全品100円)の鶏もつを2本に、鉄板では豚キャベツ串(2本250円)と、がんす焼き(1枚150円)を焼いてもらいます。
がんすは、魚のすり身に、刻んだ玉ねぎや一味唐辛子などを練り込み、パン粉をつけて揚げた、呉の名産品のひとつ。そのままでももちろん食べられますが、ちょっと焼いたり、おでんの具にしてもおいしくいただけます。
4軒目は、呉最古のスタンド「どん底」で、『竹鶴12年』や『山崎12年』をもらって乾杯。自家製のラッキョもちょっといただきます。
この店では、なんといってもこのゆったり感を見ていただきたいと思っているのです。
天井は普通の店の2階分くらいの高さにあり、重厚なカウンターは樹齢400年の欅(けやき)の1枚板を、手前と奥に2枚連結して、1メートルほどの奥行きを持たせたもの。となりの席との距離感もちょうどよくて、まったく圧迫感がありません。内装のほとんどが自然木でできているのもいいんでしょうね。
そして最後(5軒目)は、「どん底」とは対照的に新しい(2008年創業)オーセンティックバー、「BAR ANCHOR(アンカー)」で、この季節(夏)ならではの自慢の一品、スイカのソルティドッグ(1,000円)をいただいて、本日の〆としたのでした。
「どん底」 / 自家製らっきょ / 「アンカー」スイカのカクテル
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