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みそ味、とんちゃん鍋 … ジンギスカン焼「關白(かんぱく)」(呉)

とんちゃん鍋


 先日の記事で、「關白」がもともと、やきとん屋であったことや、そのやきとん屋時代の名残りのメニューとして、ホルモン煮(500円)、とんちゃん鍋(650円)の2品があることをご紹介しました。

 ホルモン煮は、晩酌セット(1,000円)にも含まれていることもあって、私自身もよくいただいている品なのですが、とんちゃん鍋はまだ食べたことがない。そこで今日は、そのとんちゃん鍋を実食してみることにします。

 ホルモン煮、とんちゃん鍋の具材は、どちらも、ひと口大にカットした豚のハツ(心臓)、フワ(肺)、ガツ(胃)、コブクロ(子宮)、シロ(腸)とコンニャクの水煮。

 水煮とはいっても、ゆでては水を捨て、またゆでては水を捨てを3回繰り返すことによって、臭みが全くない、やわらかい食感の豚もつ煮に仕上がるのです。

 ゆで汁ごと冷ました大鍋が、コンロの横に置かれていて、注文を受けてから仕上げの調理を開始します。

 ゆで汁ごと小鍋に取り分けて加熱し、グツグツと沸騰したところで、具材だけを小鍋に移し、ポン酢醤油をかけて、刻みネギをトッピングするとホルモン煮ができあがります。

 同じくゆで汁ごと、小さな鉄鍋に取り分けて、味噌をひとさじ投入してから加熱。グツグツと沸騰したところで、刻みネギをトッピングし、うずらの生卵を落としてできあがるのが、とんちゃん鍋です。

 とんちゃん鍋は、小さな鉄鍋のまま出され、具材は箸で、汁は一緒に出されるチリレンゲですくっていただくのです。

 みそ汁よりやや薄めの、やわらかい味付けで、汁まですべて完食することができます。

 今日の〆の一品には、これまた「關白」の名物であるカツカレー(850円)をいただきます。「關白」は向かい側で喫茶店を営業していた時代もあり、カレーはその時の名残りのメニューなんだそうです。

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とんちゃん鍋は小さな鉄鍋で出される / 七味唐辛子をかけていただく / カツカレー

店情報前回

《平成24(2012)年8月4日(土)の記録》

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» ホルモン煮を推察する … ジンギスカン焼「關白(かんぱく)」(呉) [居酒屋礼賛]
 沼袋「たつや」の店主夫妻(たっつんさん、まるたんさん)が、夏休みを取って呉にも来てくれたので、一緒に飲みに出かけます。 「魚がいい? 肉がいい?」と聞いてみると、 「『關白』のホルモン煮が気になります」  という返事。やきとん屋の店主だけあって、やっぱり他の地域でどんなホルモン料理が出るかが気になるんでしょうね。  そんなわけで3人で「關白」に入り、まずはそのホルモン煮もついてくる晩酌セット(1... [続きを読む]

受信: 2012.10.22 08:00

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