夏はぬか漬け、冬は? … 「くわだ食堂」(呉)
「くわだ食堂」の陳列棚に並ぶ漬物は、一皿100円。キュウリとナスのぬか漬けが、それぞれ8切れずつほど盛られています。
このぬか漬けが、うまく漬かっていて、日本酒にピタリと合います!(もちろん、白い熱々ご飯にもよく合います。)
「くわだ食堂」は戦後すぐに創業した老舗。きっと代々、受け継がれてぬか床なんだろうなぁ、と思って三代目(利広真司さん)にそのことをうかがってみると、
「うちでお出ししている漬物は、夏はぬか漬け、冬は白菜漬けです。ぬか床は、毎シーズン、1から作ります。生ビールをちょっと入れるのがポイントでしょうか」という返事。
水曜日の今日は、会社帰りに「くわだ食堂」に立ち寄って、まずはキリン秋味の大瓶(550円)を注文し、陳列棚からはアジの南蛮漬け(250円)と、ほうれん草の白和え(200円)を手に取って席に着きました。
大衆食堂には、いろんな種類のおかずが用意されているので、ご夫婦で食べに来ている人もいます。ひとり分、ふたり分の料理だと、いろんな種類のおかずは作れませんもんね。5~6種類の違うおかずを取ってきて、それぞれのおかずをご夫婦でつついています。
ビールを飲み終えて、燗酒(白牡丹、300円)を注文するとともに、陳列棚から冒頭のぬか漬け(100円)を取ってきたのでした。
大衆酒場で飲む場合、酒2杯・肴2品程度で、サクッと切り上げるのが粋(いき)。
自分でおかずを選ぶタイプの大衆食堂の場合は、どういうやり方がいいんでしょうね。
大衆酒場の酒2杯・肴2品に加えて、ごはんとみそ汁でシンプルに〆るのがいいのか、あるいはごはんとみそ汁に合わせて、おかずももう1品取ってきたほうがいいのか。
そんなことを考えながら、最後に小めし(140円)とみそ汁(100円)をもらい、お勘定は1,640円。平日なのでハシゴ酒はせず、今日はこれで終了です。ごちそうさま。
ホウレン草白和え、アジ南蛮漬け / ぬか漬け、燗酒 / 小めし、みそ汁
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