ジャックローズの季節 … 「BAR ANCHOR(アンカー)」(呉)
東京の飲み友・Cさんたちと、3人で向かう2軒目は、呉で人気のオーセンティック・バー、「アンカー(BAR ANCHOR)」です。
この店を一人で切り盛りされている、オーナーバーテンダーの森貞慶章(もりさだ・よしあき)さんは、1980年生まれの32歳。
呉の老舗バー「ナポレオン」で修業したあと、西条(東広島市)の老舗バー「TMRB(ティマーブ)」で店長を務め、2008年9月に、ご自身の店「BAR ANCHOR」を開店しました。
オーセンティック・バーなんて、東京にもたくさんあるのに、なぜあえて、Cさんたちをこのバーにお連れしたのか。
それは、森貞さんたち、若いオーナーバーテンダーがしのぎを削っている、勢いのある呉のオーセンティックバーの雰囲気をぜひ体験して帰ってもらいたかったからです。
そんな「BAR ANCHOR」の人気メニューのひとつが『季節のフルーツカクテル』(1,000円)。今はザクロが旬を迎えたそうで、まずはそのザクロのカクテルをお願いすると、作ってくれたのはジャック・ローズです。
普段はグレナデン・シロップ(ザクロのシロップ)で作るこのカクテル。今日は生のザクロをすりこぎでつぶして作ってくれます。
作っている様子をながめることも、バーの大きな楽しみのひとつ。シャカシャカシャカ… とシェイクのときには、思わず「美味しくなれ!」と念を送ってしまいます。
できあがったジャック・ローズを、ツツゥ~ッとゴブレットタイプのカクテルグラスへ。
おぉ~、自然な赤のなんと美しいことよ!
さらにもう1杯ずつ、好みのお酒をいただいて、お勘定は3人で7,000円(一人当たり2,300円強)でした。どうもごちそうさま。
森貞さんをはじめ、バー「両歓」の石本和大さん、バー「岩崎」の岩崎英記さんたちは、みなさん呉の老舗バー「ナポレオン」の出身者。呉のオーセンティックバー史上に果たした、バー「ナポレオン」の貢献は絶大です。
生のザクロを / すりこぎでつぶして / お酒も入れてシェイク
グラスに注ぐ / チャーム(お通し) / アードモア(ストレート)
計量カップで / くるりと入れて / ステアしてツィ~ッと注ぐ
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