飴色に旨い煮込み大根 … やきとん「弐ノ十(にのじゅう)」(都立家政)ほか
『勤労の日』から始まる三連休で、都内の自宅へ。金曜日に帰宅することは珍しいので、ぜひ「竹よし」に行って、久しぶりにチクちゃんの顔も見てみたいと思っていたのですが、残念ながら今日は臨時休業。
近所の飲み仲間・にっきーさんと連絡を取り合って、「弐ノ十」に行くことにします。
東京に帰ってきたら、やっぱりもつ焼きは食べておきたいですもんねぇ。
そして飲み物も、もちろん三冷(さんれい)白ホッピーからスタートです。
三冷白ホッピーというメニュー表記はなく、メニューの「ホッピー」というコーナーには、セット380円、ナカ250円、ソト250円という、三つの表記があるのみ。
普通に「ホッピーください」と注文すると、氷と焼酎を入れたジョッキと、それとは別に瓶入りホッピー(白ホッピーのソト)を出してくれます。このソト1本で、ナカ(焼酎)が2~3杯いけるのです。より安く、ビアテイストの焼酎を飲もうという、呑ん兵衛の知恵から生まれた飲み方なんでしょうね。
しかしながら、ホッピーの製造元であるホッピービバレッジが提唱している『ホッピーの飲み方』は次の2ステップからなります。
STEP1: ホッピーと甲類焼酎(25度)をよく冷やし、ジョッキは冷凍庫で凍らせる。
STEP2: 焼酎、ホッピーの順に注ぐ。割合は1:5.泡が立つように勢いよく注ぎ、かきまわさないのがコツ。アルコール約5%のホッピーができあがる。
この飲み方を三冷(さんれい)と言います。ホッピー、焼酎、ジョッキの三つを冷やすので、昭和40年代後半ごろから、そう呼ばれるようになったんだそうです。
「弐ノ十」もそうですが、「秋元屋」系の店では、ホッピーの標準スタイルは、氷入りで、ソト1に対してナカ2~3いける飲み方。そのかわり、あえて「三冷で!」と注文すると、ホッピービバレッジの提唱するおいしい飲み方のホッピーを出してくれるのです。
つまみのほうは、まずはレバ、テッポウ、ハラミ(各100円)を、それぞれ味噌焼きで注文し、焼き上がりを待つ間にガツ酢(300円)をもらいます。
焼き物は、焼き始めればすぐにできるのですが、今日も店は満席模様なので、焼き台にのるまでの順番待ちがたいへんなのです。
ガツ酢は、その名のとおりガツ(豚の胃袋)の酢物なのですが、白ゴマと刻みネギがトッピングされ、練り辛子が添えられます。
焼き物が出たところで、今度は三冷黒ホッピー(同じく380円)をいただきます。
続いてもらった煮込み大根(200円)は、もつ煮込み(350円)の鍋で、もつと一緒にじっくりと煮た大根。同じように、煮込みの鍋で一緒に煮たゆで卵を、煮たまご(100円)として、また豆腐を、煮豆腐(200円)として出してくれ、それぞれ人気の品です。
常連さんたちとの会話もはずみつつ、さらに山イモしょうゆ漬(200円)をつまみに、バイスサワー(380円)をもらって終了。
もちろんこのまま終わるはずはなく、二次会は、これまた久しぶりの「満月」へ。行った時間が早かったので、今日はママさんにも会うことができました。
新幹線では穴子づくし弁当 / やきとん「弐ノ十」 / 三冷白ホッピー
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