御飯3合、トークの日 … おでん「魚菜や(ぎょさいや)」(呉)
毎月19日に開催される、「魚菜や」の恒例行事『トークの日』。(19日だからトーク)
そのトークの日に、必ずやってくるSさんは、お酒は一滴も飲めないんだけど、その食べっぷりが常連さんたちからも大人気。
たいていの客は、座ってまず生ビールからはじめるのですが、Sさんの場合は、最初から丼めし。しかもその量が半端じゃない。
以前、『まんが日本昔ばなし』というテレビアニメがありましたが、その中に登場するような、山盛りのごはんなのです。
トークの日の場合は、あらかじめ2種ほどの小鉢(今日は、わけぎタコのヌタと、いんげんと絹さやのごま和え)に、八寸としての5種盛りがあらかじめ用意されており、席に着いてからお椀と向付(お造り)が出されます。今日はコラーゲンスープと、鯛の刺身。
我われ呑ん兵衛は、これをつまみにお酒をいただくのですが、Sさんの場合は、これらの料理は、すべてがごはんのおかず。
ごはんに合うものは、必ずと言っていいくらい、日本酒にも合う。逆もまた真だと思うので、絶対にいいおかずになりそうです。
ワッシ、ワッシ、ワッシと最初の1膳をあっという間に食べ終えて、「これで落ち着いた」と言いながら、ご飯をおかわり。
2膳目も、もちろん「昔ばなし盛り」です。
このあたりから、食べるペースもスローダウンさせて、我われ呑ん兵衛たちとも会話をしながら、それでもときどきワッシとかき込むひと口分が、ものすごい量です。
最初に出されるお決まりの料理を食べ終えると、自分の好きな料理を注文してもいいのが、トークの日のルール。Sさんは毎回必ずポテトサラダと、おでんのロールキャベツをもらって、3膳目に突入します。
3膳目もまたてんこ盛り。1膳ごとに、1合ずつのご飯がつがれているので、3杯できっちりと3合の丼めし。それなのにちっとも太っていないのがすごいんだよなぁ。。。
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