〔くれ便り〕 われらの西条酒まつり
毎年、体育の日にからんだ三連休の土日に開催される、酒都西条の酒まつり。回を重ねて今年で23回目。来場者も20万人を超え、町をあげての一大イベントとなっています。
全国約900銘柄の地酒が楽しめる「酒ひろば」に向かうのが一般的なんでしょうが、われらの西条酒まつりはちょっと違います。
うちの職場の日本酒大好き女子2名が、10年ほど前から、この酒まつりに参加し続け、独自のルートを編み出しているのです。
今年もその2名を先導に、職場の仲間たち合計11名で、呉駅を午前9時に出発。海田市(かいたいち)で山陽本線に乗り換えて、西条駅到着は10時過ぎ。まずは駅前の売店で「ウコンの力」を飲んで健闘を誓い、お土産用のナシを買う(物は帰りまで預かっておいてくれる)のも毎年の恒例行事です。
駅前ロータリーを左折して、酒蔵通りに入ると、目の前から大きな酒林の御輿(みこし)がやってきます。偶然ではなくて、それに合わせて到着するようにやってきたのでした。
御輿行列を見送って、最初に入るのが、駅から最も近い白牡丹酒造。ここで無料試飲のにごり酒を飲んで、酒まつりのスタートです。
人が大勢いてにぎわっているのは酒ひろばですが、この酒蔵通りを歩きながら、点在する酒蔵で無料試飲、有料試飲(安い!)の日本酒を飲むのが、われらの酒まつりです。
もちろん飲むだけではなくて、料理も毎年お決まりのものがあります。
亀齢酒造で出される醸華町うどん(400円)に、賀茂泉酒造の竹べら味噌(300円)。酒蔵通りの通り沿いにも、食べ物や飲み物の屋台がずらりと並んでいます。
賀茂鶴酒造での菰(こも)巻き実演など、見て楽しめるイベントも盛りだくさん。
賀茂泉酒造(東端)で折り返して、駅の西側(山陽鶴酒造や賀茂輝酒造)などにも行って、最後に山田牧場(岡山)の豚肉の串焼き(1串700円)で〆るのもお決まりのパターン。
今年も楽しく、そしてよく飲みかつ食べた「われらの西条酒まつり」となりました。
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