豚骨臭は懐かしの香り … 長浜ラーメン「御天(ごてん)」(下井草)
「川名」での新年会を終えて、二次会のカラオケボックスでひとしきり歌ったあと、最後に、にっきーさん、ふぢもとさん、直ちゃんと4人で、長浜ラーメンの「御天」です。
ックゥ~~ッ。この強烈なトンコツ臭さがたまらない。
嫌いな人にとっては、店の近くを通るのもイヤと感じるような悪臭なんだろうけど、学生時代を博多で過ごした私にとっては、この匂いは、懐かしい青春の日々をワクワクと思い起こさせてくれる、思い出深い香り。
しかも、昨年の5月以来、半年以上ぶりにやって来たので、なおのことです。
私はここの「せん菜(さい)炒め」(550円)が大好きで、来ると必ず注文します。飲み物はシークワサーサワー(400円)。
昔よく行っていた、長浜のラーメン屋(屋台&店舗)には、実はほとんどつまみらしいつまみはありませんでした。かろうじて酢豚(すぶた)を置いている程度。
当時(今から30年ほど前)は、ラーメン1杯が250円で、替え玉は50円。そして件の酢豚はたしか280円と、中華の酢豚(当時500円程度)から考えると、なんだか安い。
『なんで屋台で酢豚なんだろうなぁ』
と不思議に思っていたある日、ふらりと入ってきたおじさんが、
「焼酎の湯割りと酢豚ね」と注文。
やっと謎が解けたその酢豚とは!!
なんと、ラーメンに入れるチャーシュー(実際には煮豚)を平皿に並べて、その上に刻みネギをたっぷりのせ、最後に酢をかけたもの。酢をかけた豚肉(チャーシュー)だから、酢豚(すぶた)ということだったんですね。
最後はラーメン(650円)をバリカタでもらって、別皿の生ニンニク(50円)をみんなでシェアしながら投入。このニンニクが入ると入らないとで、ぐんと味が違うのです。
久しぶりの「御天」のラーメンに満足しつつ、家路についたのでした。
シークワサーサワー(400円)など / そら豆(200円) / せん菜炒め(550円)
博多鉄鍋餃子(2人前960円) / 別皿で生にんにく(50円) / インド式ラーメン(950円)
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