寒さの冬は、ひとり鍋 … 「養老乃瀧(ようろうのたき)新杉田店」(新杉田)

「養老乃瀧」は、みなさんもご存じのとおり、チェーン居酒屋の草分け的存在。
昭和13(1938)年に長野県松本市で「富士食堂」として創業。昭和31(1956)年に、もっと大きな会社にすべく、30人ほどの社員を引き連れて首都圏に進出し、横浜に「養老乃瀧」1号店をオープンしました。
当時の「養老乃瀧」は『酒も飲める大衆食堂』という営業形態で、酒とつまみはもちろん、カレーライスや牛丼、うどんなどの食事メニューもあり、しかも24時間営業ということもあって大繁盛。寝る暇もない忙しさだっだのだそうです。
この状態が続くとやっていけないという判断から、ご飯ものをなくして営業を簡素化し、居酒屋という営業形態になったのでした。
そんなわけで、チェーン店ながらも創業からは75年。「養老乃瀧」となってからでも57年という老舗居酒屋で、今宵の酒場浴とあいなりました。
新杉田店は、入口を入ってすぐ右側に4人ほど座れるカウンター席がありますが、ひとり客はほぼ、入口左手にある大テーブル(8人掛け)に座ります。この大テーブルは、テーブル中央の目の高さに、テーブルを横切る梁(はり)が通っているので、向いあったカウンター席のような使い方ができるのです。テレビを見ることができるのも、このテーブル席の人気の理由のひとつなんでしょうね。
お通し(221円)の煮しめとお絞りを出してくれるおねえさんに、燗酒(白鶴の大徳利、378円)とキムチ鍋(473円)を注文します。
寒さの冬は、やっぱり鍋ものに燗酒ですよね。
すぐに大徳利が出され、固形燃料の簡易コンロがセットされます。そしてフタができないほど具が盛られた、ひとり用の鉄鍋が置かれ、固形燃料に着火。徐々に火が通ってきて、クツクツと煮えていく様子を見ながら飲むもの、ひとり鍋の大きな楽しみです。
大テーブルには現在、私も含めて6人の中年男性が座っていますが、全員がひとり客。しかもみなさん、ほぼ毎日のようにやってきている常連客らしく、店員の女性たちからも名前で呼ばれているのがいいですねえ。
チェーン居酒屋と言いつつも、ここはFC加盟店なので、個人営業の居酒屋と同じようなもの。店員さんも長く働いているようです。
おっ。そろそろキムチ鍋もできてきたかな。
自分だけのペースで、誰に遠慮することもなく楽しめるのがひとり鍋のいいところ。
熱々の具をハフハフと食べては燗酒をチビリ。汁を飲んでは燗酒をチビリ、とやっているうちに身体もすっかりあったまったので、養老酎ハイのジャンボに切り換えます。
酎ハイやサワー類は、通常のサワーグラスで300円、ジョッキで出されるジャンボが420円、サワーグラスながら焼酎を増量したダブルも420円ながら、なんと今は全時間帯で半額セール中。つまりレギュラーは150円、ジャンボとダブルは210円なのです。
それでこのテーブルのおじさんたちは、みんな酎ハイのジャンボを飲んでたんですね。
最後にライス、玉子、三つ葉と、追加のダシがセットになった雑炊セット(210円)をもらって〆。1時間半ほどの滞在。お勘定は1,491円でした。どうもごちそうさま!
チェーン居酒屋でも、老舗はいいねっ。

「養老乃瀧」新杉田店 / お通しでチビチビと飲む / キムチ鍋が完成

養老酎ハイ(ジャンボ) / 雑炊セットを鍋に投入して / 雑炊で〆る
・店情報
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コメント
遅くなりました。今年もよろしくお願い申し上げます。「養老乃瀧」良いですね。居酒屋に移行してからも57年とはすばらしいです。養老乃瀧は大概の物が揃っていて、それでいて安いので庶民の味方ですよね!そういえば、私の通勤途上にも「養老乃瀧」があるので、久しぶりに行ってみますね。先ずは、サッポロ生ビール(仙台工場「正式には、宮城県名取市」直送)を頼んで…。
このブログ記事とは関係ないですが、浜田信郎さま、胃腸炎やインフルエンザに気をつけてくださいね。
投稿: 仙台おおぽん | 2013.01.22 22:32
いつもコメントをいただき、ありがとうございます。>仙台おおぽん様
実はこの記事の3日くらい前に、会社の同僚と二人で、この「養老乃瀧」で飲む機会があり、チェーン居酒屋ながら、その実態は、ひとり呑みのオヤジ客も多い、普通の酒場であることを発見。
改めてこの日、ひとりでやってきたのでした。
おっしゃるとおり、メニューが幅広くて、しかも高くないのがいいですねえ。
投稿: 浜田信郎 | 2013.01.22 23:08