アド街の新名曲で熱唱 … 台湾料理「第一亭(だいいちてい)」(日ノ出町)
まだまだ続く「出没!アド街ック天国」横浜・野毛の回の話。
アド街ベスト30の第1位に輝いた『都橋(みやこばし)商店街』をあとに、『大岡川』(第5位)沿いを上っていくと、そこが第24位で登場した台湾料理の「第一亭」です。
豚のモツを使ったメニューが豊富ということで、アド街では、茹でた白モツと野菜を豆板醤で炒めた「モツ炒め」(600円)と、生の白モツを辛味噌で炒めた「ホルモン炒め」(600円)の2種類のほか、大人気の裏メニュー「パタン」(600円)も紹介されました。
「パタン」は、もともとはこの店のまかない料理で、冷たい中華麺につぶしたニンニクをのせて、醤油ダレと胡麻油をかけたもの。中華包丁でニンニクを叩いてつぶすときに、“パタン”という音がすることから、「パタン」と呼ばれるようになったのでした。
料理もさることながら、特筆すべきはアド街の中の『薬丸印の新名曲』というコーナーで、この店の若主人・中山政彦さんがご自身で作詞・作曲した「野毛のんだくれブルース」が、ご自身の歌でフルコーラス放送されたこと。野毛の各名所でロケを行っていて、まるでプロモーションビデオのようでした。
そんな「第一亭」で、今日は「チートの生姜炒め」(600円)をつまみに、紹興酒のW(650円)を燗でいただきます。
チートというのは豚の胃袋のことで、『猪肚』と書いて“チート”と読むんだそうです。
豚モツの中でもクセの少ない部位ですが、そこに生姜(しょうが)の風味も加わっているので、さらにクセがなくなっています。モツが苦手な人でも、このチートの生姜炒めであれば、きっと食べられると思います。
そして最後に〆の麺類。「第一亭」は麺類のメニューも豊富で、ラーメン(500円)のほか、ワンタン(500円)、タンメン(550円)、ヤキソバ(550円)、サンマーメン(600円)、チャンポン(600円)、ワンタンメン(600円)、チャーシウメン(700円)、五目そば(700円)、五目ヤキソバ(軟・堅)(700円)などがそろっています。
横浜ならではのサンマーメンにもひかれつつ、今日はチャンポンにしてみました。
昔ながらの方法でとったスープのうまさも、この店の大きな特長のひとつ。はじめていただいたチャンポンも期待どおりの味でした。
やぁ、おいしかった。どうもごちそうさま。
| 固定リンク
コメント
こんにちは、浜田信郎様。「第一亭」行ってみたいです。そこでホルモン定食を食べ、若主人の歌声をつまみに、招興酒を飲みたいです。そのような私、2週間前の土曜日の夜に仙台駅前を歩いていたら、凍結した路面に足をとられて、右手首を軽く骨折しました。全治2ケ月との医者からの宣告で、今のところギブスをそこにしています。浜田信郎さまには、気をつけてくださいね。
投稿: 仙台おおぽん | 2013.02.04 03:31
浜田様、おかえりなさい横浜へ。
横浜中心の記事が以前のように多くなると思うと
とても嬉しいです。
『東国屋』さんや『福田フライ』さんなどで2~
3回御尊顔を拝ませていただいたことがあります。
浜田様に憧れを持ち去年からですがブログを始め
ました。
野毛で見かけたら声をかけさせていただいても い
いでしょうか?
今後の活躍を期待しております。
投稿: ばんど | 2013.02.04 16:47
仙台おおぽん様
いやいや、全治2ヶ月と言ったら大けがです!
普段、普通に使えている右手が、急に、しかも2ヶ月も使えなくなると、不便で仕方ないでしょうが、お大事になさってくださいね。
投稿: 浜田信郎 | 2013.02.04 22:57
ありがとうございます。>ばんど様
さっそく「よこはま徒然雑記」も拝見いたしました。
http://blogs.yahoo.co.jp/hamanobandou
横浜市南区あたりにも、興味深いお店が多いですねえ!
ぜひ出かけてみたいと思います。
どこかの酒場でお会いしましたら、またよろしくお願いします!
投稿: 浜田信郎 | 2013.02.04 23:19