お酒も飲める大衆食堂 … 「はまや食堂」(杉田)
会社の新年会のあと、単身赴任社宅近くの定食屋、「はまや食堂」にやってきました。
呉で過ごした3年近くの間に、大衆食堂で飲むのがすっかり好きになってしまったので、新しい社宅の近くでも、ぜひ酒を飲むこともできる大衆食堂を見つけたかったのです。
「今日も元気 ごはんがうまい! はまや」と書かれた暖簾(のれん)をくぐり、すりガラスの引き戸を開けて店内へ。
小さな店内は、右手の壁ぎわに、造りつけのカウンター3席に、その奥に4人卓。左手には2人卓が3つ並び、その奥に補助席的な3人ほど座れる卓があります。
右手のカウンター席と、4人卓には、それぞれ男性ひとり客が座っているので、ちょっと遠慮がちに左手奥の補助席的なテーブルに座り、まず飲み物メニューをチェックすると、瓶ビールの大瓶・中瓶に、日本酒が大と小。
焼酎類は置いていないようです。
「日本酒の大をください。燗酒で」
「はいはい。日本酒大の燗酒ですね。どうぞ、こちらにゆっくりとお座りください」
きっちりと、一語一語をくぎるように復唱して、厨房に注文を伝える女将さん。店はご夫婦二人で切り盛りしているようです。
女将にすすめられるままに、2人掛けテーブルのひとつに移動し、待つことしばし。小さなお盆にのった大徳利とお猪口、お通し(サービス)の枝豆が出されます。
壁にずらりと並ぶメニューの中に、「本日の煮物」というコーナーがあり、今日は大根煮付(200円)という短冊が貼り出されています。これをもらってみましょう。
煮物はすぐに出されるかと思いきや、注文を受けてから、一人前ずつ最後の仕上げをしてくれているらしく、ちょっと待ってから登場。大根煮付と言いつつも、ニンジンやインゲン、コンニャクに竹輪、薩摩揚げまで入って具だくさん。これで200円はうれしいなあ。
他のお客さんはと見ると、『定食屋』と銘打っているだけあって、二人とも定食を食べていますが、4人卓のお客さんは大瓶のビールも飲みつつ定食です。
そこへ入ってきた新たな男性ひとり客は、縞ホッケ焼き(550円)と酢の物(180円)を注文して、大徳利の燗酒(500円)。いいですねえ。ここは明らかに飲める大衆食堂だ。
私も追加で納豆おろし(150円)をもらって、テレビを見ながら燗酒をちびりちびり。
の~んびりと1時間ほどくつろいで、今日のお勘定は850円でした。ごちそうさま!
よしっ。今度は1軒目としてやってきて、じっくりと飲むことにしよう。
・店情報
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